シャールと雨の日33

たちき「昨日書いた記事の通り、久しぶりにバーチャロンをやりたくなってプレイしてきました」

シャール「バーチャロンフォース、まだあるのね」
たちき「何年前のゲームかはあえて書きませんが、すごいですよね」
シャール「久しぶりのフォースはどうだったかしら。腕がなまってたんじゃない?」
たちき「ふふん。ちゃんとクリアしてきましたよ。こちらがEDクレジットです」

シャール「『木星』が流れるのよね」
たちき「壮大なテーマソングをバックに、宇宙空間を見ながら遠い昔を思い馳せていました」
シャール「せっかくだからもう少しかっこよく表現してもらえるかしら。バーチャロンのプレイ前から」
たちき「どういう無茶ぶりですか」
シャール「いいからいいから」
たちき「では……こほん。『今日、目が覚めたら、火星を走りたくなった。きっと、昨日久しぶりにバーチャロンについて語ったせいだと思う。だから実家に帰るついでに通り道にある懐かしのゲーセンに寄って、バーチャロイドに乗ってきたんだ。愛機・フェイイェンVHに。相方のアファJも頑張ってくれたおかげでヤガも余裕。練習中の旋回保存もまあまあ。火星から木星圏に移動してラスボスも無傷クリア。調子よかったさ。最後に流れた感動的なEDを聞きながら「またいつか、ここに来よう」そう思って、店をあとにした。へへっ、なんか照れるな』…………って何をやらせるんですか何を言わせるんですか恥ずかしいじゃないですか途中で止めてくださいよ」
シャール「ノリノリだったから止めなくてもいいかしらって」
たちき「次の話題にいっていいですか?」
シャール「ツッコミたいとこもあるけど仕方ないわね」


たちき「バーチャロンのあとは、近くのヤマダ電機に寄ってみたんですが……」
シャール「何か買い物があったの?」
たちき「特に目的なくなんとなく寄っただけですが、改装のため月曜から金曜まで閉店とのことでした」
シャール「あら残念。改装して何か変わっちゃうのかしら」
たちき「時代の流れだと、2階にあった日用品がなくなったり3階にあったスマホ売り場が2階の階段近くに移動したりするんじゃないでしょうか」
シャール「そういうものなの?」
たちき「多分。家電屋さんには詳しくないからわかりませんが。ついでに隣のヤマダ電機にも寄ってみたんですが……」
シャール「あっちも閉店してたわね」
たちき「家具やインテリアのお店だったんですけど、ちょっと離れた吉岡町におっきなヤマダ電機ができたから家具とインテリアはそっちに移動したのかもですね」
シャール「なるほど。市場(マーケット)に対して自社競合しちゃわないようにしたのかしらね」
たちき「詳しくないからわかりませんが」
シャール「むしろ閉店後になんのお店になるのか気になるわ」
たちき「シャールならなんのお店にします? あの場所に」
シャール「そうね。立地と競合他社とその他諸々考慮するなら……おもちゃ屋さんはどうかしら」
たちき「このご時世におもちゃですか?」
シャール「お隣のヤマダ電機さんに広いおもちゃ売り場があるじゃない? あれをもーっと拡大して東館をおもちゃ専門店にしておもちゃとかゲーム機とかゲームソフトとかの体験コーナーを作って流行りのカードゲームも取り扱ってイベント開催できるようなスペースも作って動画サイトで配信したりして、西館(?)のほうはおもちゃがなくなった分で家電の売り場を拡げれば住み分けもできると思うのだけれどどうかしら」
たちき「思った以上の具体策が出てきましたけど、イベント開催は難しいかもです。群馬で一番大きな某家電屋さんの4階にあったイベントスペースもなくなっちゃいましたし。でもそれ以外は的を得た案な気がします。……ていうかシャールさん詳しいですね」
シャール「マーケティングは基本なのよ」
たちき「なんの基本かわかりませんが……」


たちき「そんなわけで今日は久しぶりに実家に顔を出してきました」
シャール「たまには帰らないとね」
たちき「実家の様子や母親経由で妹の様子を確認しつつ、お夕飯をいただいて帰ってきました」
シャール「次に帰るのは?」
たちき「世間も落ち着いてきたし、帰る頻度を上げてもよいかもと相談してきました。あと時期的に暑くも寒くもなければ自転車で帰りたいんですけどね」
シャール「雨じゃなければね。それとも次回は久しぶりに徒歩で実家まで行ってみる?」
たちき「それはもうきつい気がします」
シャール「昔はあんなに歩いたのに」
たちき「若かったんですよ……(遠い目)」