シャールと雨の日31

たちき「今日は朝からお昼までは小雨が降ったりやんだりのお天気でした。なので、先週行こうとして行けなかった場所へ行ってきました」
シャール「雨だったのに?」
たちき「むしろ雨だからこその場所ですね。お気に入りの傘もたまには使いたいですし」
シャール「なるほどね」
たちき「ただ、少し慌てていたから傘を開くときに少し引っかけて傘の骨を曲げてしまいました。お気に入りの傘だから残念です」
シャール「使えなくなったわけじゃないんでしょ?」
たちき「まあそうなんですけど」
シャール「なら大丈夫よ。長く大切に使ってあげましょ」
たちき「そうします」


たちき「という感じで今日の午前のお出かけについて。あそこに行ったのは約一年ぶりです」
シャール「今年の一月以来だから、正確には約11ヶ月ぶりかしらね」
たちき「もう少し頻度上げたいし他にも行きたい場所あるんですけどなかなかタイミングが難しいんですよね」
シャール「五月は別の場所だったし十月は何もできなかったのよね」
たちき「そうです。次に行きたい場所も決まってるんですがなかなか行けないんです」
シャール「チャンスを待ちましょ。今日の小雨みたいにいいタイミングの日がきっとくるわ」
たちき「だといいんですけど」


たちき「そして午後はタイヤ交換。ノーマルからスタッドレスへ換えてきました」
シャール「どれくらいかかるの?」
たちき「今日は……25分くらいでしょうか」
シャール「意外と大変なのね」
たちき「大変なんですよ」


たちき「そういえば、今日はなくしたと思っていた手鏡を発見しました」
シャール「どこにあったの?」
たちき「使用頻度の低いカバンの中に」
シャール「前に探してなかった? そのカバンの中」
たちき「探しましたけどあの時は見つからなかったんですよね。サイドポケットというかちょっと変な場所に入ってまして。盲点でした」
シャール「なんにせよ見つかって良かったわ」
たちき「ですね」