シャールとマレットゴルフと創作活動と5

シャール「舞台はどうするの? 架空の場所? それともたちきがいつも行っているあそこ?」
たちき「悩んだのですが、マレットゴルフ応援隊としてはやっぱり実際のコース紹介を絡めたほうが楽しそうかなって思って、いつものあそこを舞台にしようと思います」
シャール「ってことは、渋川市の……」
たちき「いえ、『G県S市の赤城敷島マレットゴルフ場』です」
シャール「あ、県名と市名はぼかすんだ」
たちき「ほんとは『赤城敷島』の部分もぼかしたいんですけど、ちょっと悩むとこですね。ちなみに僕の書いている他作品でも『G県T市の馬茶道』とか『G県M市のKI学園』とか出てくるので、世界観はそこと繋げようと思います。時系列は少しずれるかもしれませんが」
シャール「『馬茶道』って、閉店しちゃったあのファミレスでしょ?」
たちき「その店がまだある頃、っていう設定なら自分の他作品とのコラボもできるんですけど。まあそれを言ったらキリがないので、そのあたりもぼかして進めます」
シャール「自作コラボもいいわよね。過去作のキャラがさりげなく登場するの、私は好きよ」
たちき「僕もです」
シャール「いっそ過去作のキャラを『あつまれ◎マレットT(仮)』に流用しちゃえば?」
たちき「過去作のキャラはT市やM市在住という設定だから、S市まで遊びに来るのはちょっと大変じゃないかな」
シャール「そっか。『まれマレ(仮)』に登場するキャラは女子高生にする予定だっけ。となると、S市の高校に通ってるか、S市在住のほうが都合いいのか」
たちき「あそこまで、徒歩か自転車か電車で行けないとお話が進まないですし。そんなわけでこのままキャラクター案に移りますが、今のところ考えてるのは2人です」
シャール「意外と少ない。4人にするんじゃなかったの?」
たちき「だんだん増やせればそれもアリですが……まず1人は、マレットゴルフ場の近くに住んでいて、小さい頃から家族に連れられてマレットゴルフをプレイしていて、マレットゴルフ場では高齢の方々にマスコットキャラのように可愛いがられている、マレットゴルフ歴10年以上の高校一年生女子」
シャール「10年以上とは、なかなかのベテランだね」
たちき「マレットゴルフに詳しいキャラがいないと、解説とかができないからね。で、もう1人は、小学生の頃に地元の子供会でゲートボールの経験があって近所のおじいちゃんおばあちゃんに混じってプレイしていたんだけど、だんだんゲートボールする人が減っていって自分も成長とともにプレイしなくなって……という、元ゲートボールプレイヤーの高校一年生女子。2人の出会いから物語が始まります」
シャール「結構具体的に決まってるんだね。でも、ここまで聞いて一つ気になったんだけど……」
たちき「なんでしょう。2人の名前やビジュアルはまだ決まってませんよ?」
シャール「いや、そうじゃなくてさ。その2人がどうやって出会うのかなって」
たちき「…………」
シャール「あ、沈黙した」
たちき「………………考え中です」
シャール「次の更新は遠そうだね」