シャールと雑談274

たちき「台風も過ぎて今日はだいぶいい天気になりました」
シャール「昨日までの予報では今日は曇り時々雨だったのに、今日は朝から晴れだったよ」
たちき「なのに、早起きして早朝サイクリングや暑くなる前の午前サイクリングに行こうとして結局睡眠が勝ってしまうというがっかりなわたくし……」
シャール「いつも通りだね」
たちき「というわけで、昼過ぎからお出かけしました。ウォーキングに」
シャール「この暑い中をウォーキング!?」
たちき「35度、晴れ、微風の中、14時くらいから15時くらいまでの約60分、高崎観音山を歩いてました。まあ60分だからウォーキングってほどではないです。お散歩くらいかなと」
シャール「いやいやいや、さすがにウォーキングする陽気じゃないよね」
たちき「聖石橋から出発して、清水寺の石段を登りつつ観音山公園から羽衣線を下ってきました。ほんとはもう少し歩きたかったんですけどさすがにやめときました」
シャール「わざわざ一番暑い時間に歩かなくてもよかったんじゃないかな」
たちき「夕方からは雨予報だったので。それに、ちゃんと日傘は差しましたよ?」
シャール「それでも汗だくだよね」
たちき「風がもう少しあればよかったんですけどね。あ、木陰は結構気持ちよかったです」
シャール「烏川から観音山までが暑いと思うけど……」


たちき「ちなみに台風は過ぎましたけど、昨日今日はまだ雨が降ってる地域が残ってるようでした」
シャール「台風は外側から湿った風が流れ込んだり渦に沿って遠くからも雲が運ばれたりして、だいぶ離れた場所でも台風の影響あるからね」
たちき「詳しいですね」
シャール「……という内容が昔読んだ本に書いてあったよ」
たちき「どの本ですか?」
シャール「たちきの本棚にある『正しい台風の起こし方』って小説。とその続刊」
たちき「まさかの気象精霊記!? え、最近見てないんですけどどこにありましたっけ」
シャール「隣室の本棚にあったよ」
たちき「(探索中)ありました、懐かしいですね」
シャール「6号の急激な方向転換とか7号はビッグサイトが逸れたとか、気象精霊さん達がうまくやってくれたのかな」
たちき「被害状況を見るとうまくやってくれたのかチョンボなのかわかりませんが……。まあ地学分野の気象のお話が好きな人には楽しめる本かもしれません。あとお酒が好きな人にも」
シャール「ところでこの小説、微妙なとこで途切れてるんだけど続きはないの? 読みたいんだけど」
たちき「…………それ、昔から僕も疑問だったんですけど、どうやらいろんな事情があるらしくて……続きは望めないようです。僕も読みたいんですけどね」
シャール「それは残念」
たちき「残念です」