シャールと美少女ゲームヒロイン固有BGM

シャール「なんていうか、ほんとにマニアックな話題を選んできましたね。まさか昨日書いた内容が本気だったとは。いよいよネタ切れですか?」
たちき「そうとも言えるし違うとも言えます」
シャール「どっちですか」
たちき「思い付きではなく前から書いてみたいテーマだったんです」
シャール「美少女ゲームのヒロイン固有BGMについてですか?」
たちき「そうです。どやぁ」
シャール「ドヤ顔の意味がわかりません。というかなんについて語るつもりですか。具体的なゲーム名を出すんですか? ヒロインの名前も? 曲名も? そしてそのBGMについてどこがどう良かったのかどこが好きなのかを語るんですか?」
たちき「どうしましょう。そこが決まらなかったから今まで語れずに先送りしていたわけですが」
シャール「そもそもヒロイン固有BGMがなんなのかから説明したほうがいいんじゃないですか?」
たちき「そうですね。美少女ゲームをプレイしたことある方はピンとくるかもしれませんが」
シャール「みんながみんなそういうゲームをプレイしてるわけじゃないんですよ」
たちき「そっか、そうですよね。女の子の場合は乙女ゲームの……」
シャール「そこじゃないです。そういうことじゃないので、いいから話進めてください」
たちき「では……こほん。美少女ゲームのヒロイン固有BGMとは、そのヒロインが画面内に登場した時にかかる専用BGMのことです。といっても、時と場合にもよりますが」
シャール「つまり、ヒロインが画面内にいてもゲーム内で朝なら朝のBGMがかかるし夜なら夜のBGMがかかるわけですね」
たちき「そうです。時間の変化だけでなくて、例えば緊迫した場面ならそういうBGMが、告白シーンならそういうBGMがかかるわけです」
シャール「そしてえっちなシーンなら……」
たちき「こらこらこら! 何を言ってるんですか!」
シャール「おや、そういうゲームの話題ですから当然そういう話になるのでは?」
たちき「わざわざ美少女ゲームって言ってるんだから察してください。コンシューマ版でお願いします」
シャール「めんどくさいですね。今さら隠さなくてもいいじゃないですか」
たちき「とまあ時と場合にもよりますが、基本的にはそのヒロインが画面にいる時にかかるのがヒロイン固有BGMなわけです」
シャール「はぐらかしましたね」
たちき「アニメとか、美少女ゲーム以外のゲームではあまり見かけない……というかあまり聞かない、美少女ゲームならではの特長の一つかもしれません」
シャール「美少女ゲーム原作のアニメならまだしも、アニメではあんまり見かけないかもしれませんね。ないわけではないですが」
たちき「アクションゲームの場合はステージ単位だったりしますしね。女の子がたくさん出てくる美少女ゲーム寄りなRPGなら似たようなシステムあるかもしれません」
シャール「美少女ゲーム寄りじゃなくても某RPGとかなら……まあ話がそれるから今はやめときましょう。それで、まずはなんのゲームから語るんですか?」
たちき「そうですね。では結構前のゲームですけど一番耳に残っていて、この話題を出すきっかけになった某美少女ゲームから」
シャール「タイトルは?」
たちき「あかね色に染まる坂