シャールと今後の方針21

たちき「昨日に続いて尾瀬トークです」
シャール「尾瀬トーク……なのかどうかわかんないけど、まだ続くんだ、この流れ」
たちき「昨日は尾瀬の植物を擬人化した『尾瀬物語(仮) 植物擬人化学園もの編』の創作活動をしようかどうかというお話でしたが」
シャール「仮タイトルがまんますぎじゃない?」
たちき「今日提案するのはこちら! バーン!」
シャール「いや自分で効果音言うのもどうなのよ」
たちき「尾瀬のとある山小屋に住み込みで働くことになった少女が毎日の素敵な日常を語ったりちょっぴり不思議現象に出会ったりしながら成長していく物語。仮タイトルは『尾瀬物語(仮) とある少女の住み込み日記』」
シャール「タイトルはともかくあらすじがどことなく聞いたことある内容ね」
たちき「その少女はゆくゆくは一人前のプリマ『尾瀬案内人』を目指します! たくさんのお客さんを案内する、出会いと奇跡の物語です」
シャール「聞いたことあるどころかそれパクリじゃない!? 大丈夫?」
たちき「『尾瀬案内人』と書いて読み方は『オゼディーネ』」
シャール「アウトー! ていうか無理やり混ぜすぎでしょさすがにダメでしょ」
たちき「んー、『尾瀬案内人』より『尾瀬先案内人』のほうが語呂がいいですかね?」
シャール「知らんがな。だからアウトだってば」
たちき「主人公は『泉原華林』という名前までは決まってます」
シャール「決まってるんだ」
たちき「決めたのがずいぶん昔なので『華林』の漢字がうろ覚えですが、多分自分ならこの漢字を選ぶかなと。年齢は……山小屋に住み込みだと10代は無理がありそうなので20歳前後とか」
シャール「性格は?」
たちき「一見ぽやっとしつつ、でも仕事はてきぱきこなしつつ。基本的に誰に対しても敬語で休憩時間やお休みの日は尾瀬を歩きまくる体力もあります。あと尾瀬の植物についてはまだまだ勉強中です。非公式ランクで言えば見習いです」
シャール「まだまだ片手袋が取れるのは先ってことね、その主人公」
たちき「手袋? なんのことですか?」
シャール「だから案内人のランクの話でしょ?」
たちき「尾瀬の案内に手袋とか関係ないですし、そんな設定ありませんよ?」
シャール「そうなの? どう見ても某ゴンドラのお話の設定を借りてるようにしか見えないけど」
たちき「火星ではなくて尾瀬のお話ですからね」
シャール「火星って言ってる時点でやっぱりパクりじゃないの!」
たちき「仕方ないですね。じゃあこのお話を書くときは『尾瀬案内人』のとこは省いて普通に尾瀬の日常を語るだけにしましょう」
シャール「それだとちょっと面白味に欠けるからちょっぴり不思議現象とかの要素は残していいんじゃない? 尾瀬妖精さんに出会ったり」
たちき「なるほど。想像がふくらみますね、尾瀬物語。…………書くかはわかりませんが」
シャール「最後の一言がなければよかったのにね」