シャールと雑談186

たちき「引き続き、ブラタモリの前橋回についてです。古墳の次は場所を移動して前橋公園へ」
シャール「さちの池があったり春は桜のお花見で有名な公園だね。前橋城の土塁があるみたいだけど」
たちき「そう言われると小高い場所があったような気がします、あの公園。あれが土塁だったんだ……」
シャール「知らなかったの?」
たちき「知りませんでした。そして公園の東に流れる小さな川は、なんと昔からある用水路とのこと」
シャール「残ってるもんなんだね」
たちき「すごいですよね。確かにあの辺りに小さな用水路があった気がします」
シャール「番組では古地図を片手に川沿いを歩いて……」
たちき「僕も歩きたいです」
シャール「途中で下り坂に」
たちき「あれが前橋台地から広瀬川低地への高低差なんですね。つまり街中の五差路から中央前橋駅に下る坂も街中の中央通りから北に下る坂も文京町のじらいや辺りから北に下る坂も広瀬団地からフレッセイに下る坂も、みんな前橋台地から広瀬川低地へ下ってるんですね」
シャール「そういうことだね。話を戻して、前橋城への用水路、風呂川を上っていくと……」
たちき「予想通りやっぱり登場しましたね。前橋城の堀跡に作った遊園地、るなぱあく」
シャール「あの児童遊園地に遊びに行ったことはある?」
たちき「昔々にあります。あの頃はどのアトラクションも並ぶほど休日は賑わっていました」
シャール「堀跡だっていうのは知ってた?」
たちき「最近知りました。ブラタモリが前橋でというのを知ってどこを巡るのかなと古地図を見て予習していて気づいたので。ちなみにブラタモリでも使われていた前橋城の昔の地図がこちらです」

シャール「堀跡に作られた堀パークなんだね。赤い丸は何かな?」
たちき「今でも残っている車橋門です。地図の上部に風呂川があります。川沿い探訪もしてみたいです。というかあの川、どこに取水口があるんでしょう。今でも利根川からなんでしょうか」
シャール「去年の夏くらいにあの辺りの小さな川沿いにサイクリングしてなかった?」
たちき「しましたけど。るなぱあくに寄ってそのあと北へ…………え、もしかしてあれが実は風呂川だった!?」
シャール「場所的に多分そうなんじゃない?」
たちき「ただの用水路だと思ってたから川の名前までは見なかったです。でもあの川は小出の発電所あたりから流れてたと記憶してますが」
シャール「次回のサイクリングで再検証が必要だね。そして風呂川のあとは臨江閣へ」
たちき「趣のある建物ですよね」
シャール「入ったことはあるの?」
たちき「学生の頃にかるたの大会で行ったことはあります」
シャール「上毛かるたかな?」
たちき「いえ、百人一首です」
シャール「たちきが百人一首の大会!?」
たちき「シャールと会う前の話ですけどね」
シャール「たちきって理系じゃなかったの?」
たちき「百人一首はあんまり文系理系関係ないんじゃないですか? まあ僕の話はいいんですよ」
シャール「最後は前橋が生糸の町として発展したお話だよ」
たちき「ブラタモリの前橋回で唯一残念なのは、始まりが上毛かるたの『鶴舞う形の群馬県』だったんだから最後も上毛かるたの『県都前橋 生糸の市(いとのまち)』で締めて欲しかったかなと」
シャール「あー、そだね。上毛かるた知名度も上がるしね」
たちき「いやー、しかしまさかブラタモリが前橋に行くとは思わなかったからほんとびっくりしましたよ。遠くないうちに前橋行って僕も同じコースを歩いて(もしくは自転車で走って)みたいと思います」
シャール「次のお休みは天気よさげじゃない?」
たちき「天気よすぎて二月なのに18度の予報なんですが……あとは風の強さ次第ですね。前橋行ったらまた記事書きます」