シャールとみんなのうた・北風小僧の寒太郎

たちき「♪北風〜、小僧の、寒太郎〜」
シャール「だから歌うのはダメだってば」
たちき「♪一人ぼっちで〜、どこへ行く〜」
シャール「……あれ? 歌詞違くない?」
たちき「……うん、歌ってて違和感あった。違ったっけ?」
シャール「何か混ざってるんじゃない? 一人ぼっちでどこかに行くのは……」
たちき「あっ、寒太郎じゃなくて一円玉だ!」
シャール「それだね。なんで混ざっちゃったの」
たちき「いや、自分でもよく……(汗)。多分2番の歌詞繋がりかな。寒太郎さんも一人旅してるし。とりあえず歌い直します」
シャール「歌わなくていいってば。それより、北風小僧の寒太郎についての思い出とかないの?」
たちき「うちの地元は、多分日本有数の北風大国なんですよ」
シャール「そこまでなの?」
たちき「子供の頃、冬の北風でたんぼに転げ落ちる児童もいましたね。幸い僕はセーフでしたが」
シャール「そんなに北風強いんだ」
たちき「今思えば、あれは寒太郎さんが町にやってきていたんですね。口笛吹いたり電信柱の上に立っていたり」
シャール「それは北風が鳴らす音の例えだと思うけど」
たちき「でもだいたい合ってるし。うまい例えの歌詞ですよね。セリフが○○でござんす、っていうのもかっこいい。しびれますね。間奏の口笛っぽい音も憧れて練習してました」
シャール「たちきの萌えポイントがよくわかんないんだけど」
たちき「ちなみに、去年の元日、実家に妹夫婦が帰ってきた時に姪っ子がこれを歌っていて、一緒に歌いました。僕が合いの手(?)を入れて、かんたろー! って叫ぶと喜んでくれました。可愛かったな〜」
シャール「今年は歌わなかったの?」
たちき「……こんなご時世だから妹夫婦の実家帰省は中止になりました。お盆帰省も中止で、姪っ子や甥っ子に一年以上会えてません。たくさんおもちゃとゲーム買って待ってたのに(;_;)」
シャール「あ〜、うん。みんなのうたをもっと思い出して、次に会えた時にまた一緒に歌ってあげればいいんじゃないかな」
たちき「最近の流行り歌も覚えたいですけど、みんなのうたとか童謡も押さえておかないとですからね。そういえば姪っ子ちゃんは来年から一年生なんですよ」
シャール「ぴったりの歌がみんなのうたになかったっけ」
たちき「ありますね。あれも大好きですよ。明日はそれでいきましょう。ずばり……」
シャール「『思い出のアルバム』。いい歌だよね」
たちき「なんで言っちゃうんですか〜」
シャール「え、あ、ごめんね。つい……。明日からはちゃんとたちきに振るね」
たちき「べ、別にどうしても曲名紹介したいってわけじゃないんだけどね」
シャール「はいはい、めんどくさいなあ、もう」