シャールとTRPG15

シャール「他になにか、TRPGに関した思い出話はある?」
たちき「うーん、あるはずだけどうろ覚えばっかりであんまり記憶が……」
シャール「ほんと最近忘れっぽいわね」
たちき「自分の記憶力にがっかりです」
シャール「じゃあ私から質問だけど、TRPGでキャラ作る時、名前ってどう決めてるの? まったく何もないとこから考えてるのか、それとも何か元ネタがあるのか」
たちき「あー……えっと、その時その時にはまってるものとかが関係してるかも」
シャール「例えば?」
たちき「初めてのTRPG、ソードワールドをやった時に作ったキャラ、ルーナ・ミリークは、某スレイヤーズのあのキャラとあのキャラの名前を足してます」
シャール「そう言われれば確かに」
たちき「番長学園の時の木藤勇祐(きとうゆうすけ)は、木藤を加藤に変えてもらえば熱血キャラの元ネタがわかるかと。あのセリフも」
シャール「あれはマンガの巻末オマケ漫画のセリフだったのね。他は?」
たちき「最近紹介したクレス・ルナセントは……」
シャール「クレスっていうとやっぱり某ファンタジアの?」
たちき「いえ、月属性の魔法を使うから、月っぽい名前にしたんです。クレッセントとルナで」
シャール「なるほど、それはわからなかったわ」
たちき「あと、まだ紹介してないキャラだと青鴻院ミサキ、コードネーム・セイレーンとかは……」
シャール「名字の元ネタはわからないけど、名前がミサキでコードネーム、セイレーンっていったら……アレよね」
たちき「そうです。ちなみに名字は、某ヤマモトヨーコの小説に登場しなかった、白鳳院、紅鵬院、黒凰院に続くもう一つは(多分)青鴻院じゃないかなと推測して名付けてます。うろ覚えなので漢字違ったらすみません」
シャール「確か、鳳凰鵬鴻の儀とかそんな単語があったわよね」
たちき「あとは、光宮神女(ひかりのみやなてあ)という少年を作った覚えも」
シャール「名前に無理がない?」
たちき「女神(あてな)を逆読みして神女(なてあ)です」
シャール「う、うん? わかるようなわからないような」
たちき「必殺技は、光輝水晶弾」
シャール「どういうこと?」
たちき「英語にすると、シャイニングクリスタルビットです」
シャール「あ、だから名字に宮の文字があって元ネタがアテナなのね。わかりづらっ」
たちき「わかりやすすぎるのもどうかと思うので、僕の作るキャラは何かと何かを足しつつオリジナル要素加えつつみたいな作り方をしてます」
シャール「名は体を表すっていうし、もう少しわかりやすくてもいいんじゃない?」
たちき「友人達は、例えば鍛冶屋の見習いだからカージャ・ミナラとか名付けてましたが。あと、なんとなく名前を決めた南都奈玖(なんとなく)というキャラもいました。そういうほうがいいですか?」
シャール「いやそれはさすがにネタに走りすぎでしょ」
たちき「キャラ名決めるのも大変なんですよ。僕は好きですけどね、楽しいし」
シャール「まあ何年経っても名前を覚えてるくらい愛着のあるキャラ名なのは伝わったわ」