シャールとRPG13

シャール「気を取り直して……いい意味で何か印象的なエピソードはないんですか?」
たちき「なんとなく思いついたのは、第3世界の『力の塔』『魔の塔』ですね」
シャール「確か、パーティーを二つに分けて、各塔を二人ずつで進めるんでしたっけ」
たちき「そうです。片方は物理攻撃でクリア、片方は魔法攻撃のみでのクリアを目指すのですが……」
シャール「パーティー分けは?」
たちき「覚えてないんですけど、魔の塔メンバーのジョブに悩んだ覚えがあります」
シャール「どの魔法職でいくか、すっぴんに魔法系アビリティーを付けるかという悩みですか?」
たちき「最初はそれで悩んだんですけど、最初から魔法職で突入するとHPが心許ないんですよ。だから何回か試して、最終的にレナをモンクにして魔の塔メンバーに入れたのは覚えてます」
シャール「モンクならMPも高いし、ということでしょうか」
たちき「その通りです。ジョブチェンジすると、各ジョブのその時のレベルの上限値までMPが減ってしまうんですよね。だからなるべくMPがあって体力もあるモンクで塔を登って、ボス戦は多分魔法職にしたはず。何にしたかは覚えてませんが」
シャール「メンバーも覚えてないのですか?」
たちき「レナが魔の塔、というのしか覚えてないです。だからおそらくですけど、力の塔にはバッツとクルル、魔の塔にはレナのファリスで行ったんじゃないかと……昔の自分の性格的に」
シャール「……クルルちゃんて、14歳なんですよね」
たちき「何が言いたいんですか!?」
シャール「いえ別に。他には何かあります?」
たちき「あ、ピアノ。街とか村にあって、だんだん上達するミニイベント。ああいうのいいですよね」
シャール「全部弾けました?」
たちき「全部でいくつあるか知らないからなんとも……わからないです」
シャール「他にはないですか?」
たちき「えっと、クリアしてないからわからないんですけど、このゲームって恋愛要素はないんですか? 三人の女の子の中から最終的にヒロインを一人選んで……とか」
シャール「ないですね」
たちき「そのあたりを補完して追加シナリオ満載でもちろん声もあってグラフィックも最新にしたリメイク版とか出ないんですかね」
シャール「FF5はあのグラフィックだからいい、という声が多いみたいですよ」
たちき「それは確かにそうですけど、某FF7みたいに超リメイクをいつか期待してもいいのではないのでしょうか」
シャール「期待するだけなら自由ですから、どうぞ」