シャールとRPG2

シャール「でも、それで最後までクリアできたんですか?」
たちき「え〜、お察しの通り、できてません。途中で諦めたんだったか冒険の書が消えたかは忘れましたが……」
シャール「ではどのあたりまで?」
たちき「……イシスのピラミッド」
シャール「序盤も序盤じゃないですか」
たちき「ちなみに黄金の爪は未入手でした」
シャール「それは仕方ないかもですけど。ちなみに初プレイの時のパーティーは覚えてます?」
たちき「勇者、戦士、武闘家、遊び人」
シャール「え?」
たちき「いや、友達のプレイを横で見てたから、転職で賢者を目指そうとしたんです」
シャール「それにしても無理があるのでは?」
たちき「当時……そういえばそのくらいの時期だったはずなんですけど、ゆくゆくは三人の『ケンオウ』を育てようとしたんですよ」
シャール「ケンオウ?」
たちき「剣王、拳王、賢王です」
シャール「あぁ、あの漫画ですか。なるほど。それなら、遊び人ではなくて僧侶からの転職でも良かったのでは?」
たちき「まあ、勇者・戦士・武闘家・遊び人では無理があったので、無難に勇者・戦士・僧侶・魔法使いにメンバーチェンジしました」
シャール「ですよね。どちらにしてもダーマまでは行ってないと」
たちき「あとの物語は、小説・ドラゴンクエスト3の上下巻で補完しまして。ゲーム未プレイの方でとりあえずドラクエ3がどんな物語かを知りたい方にオススメです」
シャール「なんの宣伝ですか」
たちき「そしてドラクエ3のあとの世界がドラクエ1に続くというあの終わり方、びっくりしましたね。といってもドラクエ1や2を未プレイの自分としては当時、ふーん、くらいの感想だったのですが。今思い返すと非常によくできた設定だし、サブタイトルのそして伝説へ…、もちゃんと繋がっているわけで、ほんとすごい作品でしたよね。今からでもリメイク版やろうかなとか思ってます」
シャール「その時は3→1→2の順ですか?」
たちき「もしくは、3と1の間に、ロトの紋章の漫画を全部読んでから」
シャール「続編の紋章を継ぐ者達へ、は最近完結したんでしたっけ?」
たちき「ばっちり全部読んでますよ。あの展開から竜王がラスボスになるのはちょっと微妙な気もしますが」