シャール「最近読んだ小説は？」
たちき「最新のではなくて主に少し前の作品をいろいろ読んでます」
シャール「順不同で聞いてこうかな」
たちき「じゃあ、目の前にある天使様」
シャール「アニメ見てから原作読んだんだよね」
たちき「あの場面やあの場面の原作部分はこうだったのかと楽しみながら読めました。もちろん脳内では石見さんの声を再生してます。この流れでお隣さんと仲良くなる系だと、クーデレラ」
シャール「合鍵を渡す系だね」
たちき「1巻どころか2巻でも合鍵渡さないとは思わなかったですが」
シャール「作品名の伏線回収は何巻なの？」
たちき「それはネタバレになりますので読んでください。さらに合鍵系だと甘デレ」
シャール「それ私知らないんだけど」
たちき「僕もまだ読んでないのでストーリーは知りません。これから読みます。とりあえずタイトルとあらすじと表紙のイラストで買いました」
シャール「中身もたちき好みだといいね」
たちき「一風変わった作風なのは、電脳アイドルの幼馴染みをこっそり応援する幼馴染み二人という、ぼっち三人組のすれ違いラブコメ」
シャール「それだけ聞いて中身がめっちゃ気になるんだけど」
たちき「まずは読んでみてください。独特の文章でかなり癖のある書き方だから人によっては若干読みづらいかもしれませんが、とりあえず上記設定からの関係性はいろいろ面白いです。ラブコメとは書きましたけど思ったよりラブ要素はなくて、もう少しラブがあるとよかったのですがでも三人だと三角関係になっちゃうから難しいんですよね」
シャール「確かに斬新な関係性だよね。たちきはどっちの子が好き？」
たちき「いい意味でどっちも選べないですね。ちょっと保留で。あと最近読んだのはロシデレ……」
シャール「それはちょっと前に聞いた」
たちき「そうでした。じゃあ彼より私のほうがいいよねっていう百合のお話」
シャール「またたちきが百合にドはまりしてる……。しかもイラストは見たことあるイラストレーターさんだし」
たちき「鮫っぽい名前の方ですね。どこで見たのかは聞きませんけど」
シャール「ソデ系の作品のゲームで……」
たちき「なんのことかわかりませんが、ラノベでここまで書いて大丈夫なのかなとか思ったら案の定あとがきでこれが最後とあります」
シャール「残念だね」
たちき「百合といえば百日間のもよかったですよね」
シャール「あの作品は1巻で伏線回収してそれ以降は……」
たちき「いやいや、あとがきにもあったけどその後の二人が気になるわけですよ」
シャール「NL好きな私にはわからない世界だよ」
たちき「なら無理に読まなくてもよいですが、いろいろ参考になりますよ」
シャール「なんの参考かな」
たちき「だから、100日でだんだん……」
シャール「ストップ！ その先はいいから」
たちき「そうですか……しょぼん」
シャール「なんで残念そうな顔してるの？」
たちき「百合について語れる機会がきたと思ったんです」
シャール「あとで一人で語ったらいいんじゃないかな」
