シャールとカラオケ4

シャール「高校の時のカラオケはその1回だけですか?」
たちき「そんなことはないはずですが、ちょっと覚えてないんですよね。でも何回も何回も行った覚えはないので、多分数回行ったくらい……のはずです」
シャール「相変わらず曖昧ですね。それで結局、歌った歌は……」
たちき「それはのちほど。あとカラオケのエピソードか微妙ですが、1つ思い出しました」
シャール「何をですか?」
たちき「カラオケルームでTRPGをやったことです」
シャール「それってわざわざカラオケですることなのですか? と思いましたけど、カラオケルームで歌わないで仕事したりおしゃべりしたりパーティーしたり台本読んだりする人達もいると聞きますし、TRPGもありなのかもしれませんね」
たちき「たまたまメンバーの誰の家も都合がつかなくて、じゃあカラオケでやればよくね? って誰かが言い出して採用になりました」
シャール「その時は何をやったのですか? カラオケルームで遠慮なく叫んで騒げそうな、例えば番長学園とかでしょうか」
たちき「うろ覚えですが、あの頃はソードワールドの継続プレイ中だった気がします」
シャール「たちきがエルフの女の子を演じてたんですよね」
たちき「ですです。シャーマンやってました。いやはや、懐かしいですね」
シャール「カラオケといえば気になってたんですけど」
たちき「なんですか?」
シャール「初めて行った時の部屋の機種とかは覚えてます? JOYとかDAMとか」
たちき「あー……どうだったかな。中学の時のはちょっと覚えてないです」
シャール「高校の時のは?」
たちき「うろ覚えですけど、セガカラとかだった気もします」
シャール「……なんですか、それ」
たちき「今はないんでしょうか。文字通りセガ系列のカラオケで、セガの歌とかゲームソング多めでオタク向けな機種だった……はずです」
シャール「はあ、そうですか。とりあえず、古(いにしえ)の機種ということはわかりました」
たちき「そんなに古くないですよ!?」