シャール「珍しく休日に引きこもってたわね」
たちき「昨日が雨だったし今日は風も強かったので、ハイキングもサイクリングもマレットゴルフも行けませんでした」
シャール「にしても家から一歩も出ないのは久しぶりじゃないかしら」
たちき「夕方の買い物は行きましたよ?」
シャール「それ以外は?」
たちき「おうちゲームです」
シャール「おうちデートみたいに言わないで」
たちき「シャールとおうちゲームしてました」
シャール「言わないでいいって言ったでしょ!」
たちき「しかし今日の買い物は、ていうか買い物前はびっくりしましたね」
シャール「無事に買い物できたの?」
たちき「大丈夫でした」
シャール「その小さいカードはなに?」
たちき「行きつけのスーパーのポイントカードの予備です」
シャール「そんなのあるんだ」
たちき「使ったの初めて……ということはないはずですが、まだ数回目です。予備カード」
シャール「普段どこにあるの? 私、見たことないけど」
たちき「買い物袋の底から発見しました。僕も今日、多分十年ぶりくらいに使ったから我ながらよく発見できたなと」
シャール「発見て。むしろ発掘してなかった?」
たちき「発掘しました。ちなみに予備カードはもう一枚あるはずなんですが」
シャール「どこにあるの?」
たちき「わかりません!」
シャール「威張って言うことじゃないでしょ!」
たちき「プレイ中のゲームにて。死神さんは双子のどちらかと昔会ったことがある? という話が出てきました」
シャール「たちきはどっちだと思う?」
たちき「双子姉は会ってないって言ってるから双子妹……とミスリードさせて多分双子姉が会ったけど忘れてるとかではないでしょうか」
シャール「もしくは(中略)で刈られてるとかかしら」
たちき「それもありえますね」
シャール「悪夢については?」
たちき「多分、隕石では?」
シャール「なるほど。たちきはそう解釈したのね」
たちき「フェンスの経緯も(中略)から語られます」
シャール「あとは『彼女』についてよね」
たちき「あの二人のうちどちらかを指していて、そして最後はどちらかが……」
シャール「それもありそうね。でも私はもうひとつ可能性があると思うけど」
たちき「それは?」
シャール「同じ姿。死神と思い出の女の子。恋の死神とあのキャラの過去。ということは……」
たちき「いやいやいや、さすがにそれは考え過ぎでは?」
シャール「そうかしら。さてそろそろクライマックスね」
たちき「やっぱり『彼女』は(中略)でしたね。そして語られるあの日の出来事」
シャール「……ハッピーエンドになるのかしら、このルート」
たちき「わかりません。ストーリーを見守りたいと思います」