シャールと雑談146

シャール「今日は暖かくて天気いいね」
たちき「最高気温12度で昨日の15度よりは低いんですけど、風がほとんどないから寒くは感じないんですよね。ちなみに午後も風は弱いままみたいです」
シャール「サイクリング日和だよ!」
たちき「お休みならサイクリング行きたいですが、今日はお休みではありません」
シャール「残念」
たちき「とはいえ、冬でも風がなければサイクリングは行けそうということがわかったので、12月から2月もなるべくサイクリングに行くという目標は立てておきましょう」


たちき「というわけで昨日読んだ小説について」
シャール「先週の木曜に買った10冊の小説のうち、9冊目だね」
たちき「テーマは百合です」
シャール「てことはメインで登場するのは二人の女の子かな?」
たちき「ですね。女の子同士なんてありえないという主人公の女の子がヒロインの女の子にだんだん落とされていくお話です。二人とも高校二年生でクラスメイト」
シャール「うーん、無理やりなのはちょっと共感できないかな」
たちき「最初はお金の関係からスタートするから無理やりって感じよりは契約って感じが強いです。まずは漫画からっていうのはなるほどと思いました」
シャール「何がなるほどなのかな? しかも作中に、女子高生が共同生活する四コママンガ『ふたりべや』の話が出てくるんだけど!」
たちき「この小説のイラストレーターは雪子さんです。表紙に惹かれて買いました。しかも百合のお話だし。ぴったりですよね」
シャール「何がぴったりなのかわかんないけど。ていうかあの数行は後から詰め込んだんじゃないかな。多分だけど」
たちき「だんだん落とされていく過程もよかったです。勉強になりました」
シャール「なんのお勉強? ってそもそもそういう描写はあるの?」
たちき「ほどよくあります。これ以上だとやりすぎな感じだけどこれ以下だと多分物足りないという絶妙な感じの描写です。基本的にはずっと主人公視点の一人称で進むので、モノローグで揺れる自分の心情が上手く表現されてます。展開も個人的にはかなり好き。主人公とヒロインの関係の変化もいいです。最後のあのキャラ達のカミングアウトも『ええっ!?』て感じでいいサプライズでした。あとあと、ちょっと長めのエピローグがあるんですけど、エピローグ長くてしっかり書いてある作品は大好きなので、こちらも個人的にポイント高いです。エピローグもドキドキのストーリーですし、そのあとの書き下ろしも(中略)だし、最後の最後まで楽しめました」
シャール「だいぶ長く語ったね」
たちき「この一週間で読んだ九冊の中では、この本が一番好きです」
シャール「男女の恋愛モノを八冊読んできてまさか最後の百合モノにどハマりするとは思わなかったよ」
たちき「もともと百合は好きですよ?」
シャール「知ってたけどさ」
たちき「自分でも書きたくなりました、百合のお話」
シャール「前に少し書いてたよね。あれをブログにアップしてみるとかは?」
たちき「あれならアリですけど、諸事情で今はパソコンからの更新ができないので。ではいつかパソコンからブログ更新ができるようになったらアップしてみましょう」
シャール「たちきの書く百合ストーリー……ごくり」
たちき「プラトニックですよ? そういう描写はないですよ?」
シャール「そうなんだ……」
たちき「なんでがっかりなんですか。恥ずかしくて書けませんよ、そういう描写」
シャール「どこまでなら書けるの?」
たちき「手を繋いで一緒に寝るくらいまでなら」
シャール「読者さんはその先を期待してるんだよ!」
たちき「まあ自分が読む側ならそうかもしれませんが。ではいつアップできるかはまったく未定ですが、一応お待ちいただければと思います」
シャール「それまでにまた百合のお話読まないと」
たちき「読んで勉強しておきます」