たちき「昨日の続きになりますが、今日も読んだ小説のお話です」
シャール「たまには読書漬けの日々もいいわね。どんなのを読んだの?」
たちき「昨日の夜から今日にかけて三冊読了。二冊は昨日書いた通り、一人暮らしの主人公が隣人さんと仲良くなる系です」
シャール「相変わらずタイトルは言わないんだ」
たちき「諸事情で。まず1冊目。主人公は高校一年でヒロインは二年生」
シャール「年上ヒロインね。たちきは年下好みって言ってなかったかしら?」
たちき「言ってないです。年齢はあんまり関係ないです」
シャール「その割に昨日は年下ヒロインの話題が続いた気がするけど」
たちき「偶然です。ちなみに作品のテーマは節約」
シャール「それもうタイトル言ってるも同然じゃない?」
たちき「まあわかる人にわかるくらいはいいかなと。お隣さんモノだと一緒に買い物したりどちらかの部屋で一緒にごはん食べたり、最後は泊まったり……というのが王道ですが、まさか節約から物語が始まるとは思いませんでした。結構自然な流れでプチ同居も始まるし全体的な展開としてはアリですが、お互いを好きになるあたりがよくわからなかったのが残念でした」
シャール「確かに、好きっていう気持ちに気付いたのがちょっと唐突な気がするわね」
たちき「そこ以外はいい感じでした。ちょっとだけおっちょこちょいな年上ヒロイン、いいですね」
シャール「今日の2冊目は?」
たちき「主人公は高校二年生でヒロインは同じクラスに転校してくる留学生で部屋がお隣で属性はクーデレ」
シャール「昨日もクーデレヒロインが登場する作品の話は聞いたけど、たちきはそういう子が好きなの?」
たちき「学校ではクールですけど主人公の前では早い段階からデレます。そういうギャップがいいですよね」
シャール「いいですよねって言われてもわからないけど。ていうかこれもあらすじでだいたいタイトル想像つくんだけど」
たちき「まあわかる人にわかるくらいは以下略で。猫の場面とお姉ちゃんの前では素が出るとこが特に可愛かったですね」
シャール「たちきの目がニヤついてる」
たちき「この一週間で読んだ八冊の中ではトップクラスに好みかもしれません、このヒロイン」
シャール「現実にはなかなかいないからね、こういう子」
たちき「さて今日の3冊目ですが、こちらは今までの八冊とはまったく違うジャンルなので感想は明日に回したいと思います」
シャール「どんなジャンルなのよ?」
たちき「百合のお話です」
シャール「ちょ!?」
たちき「ある意味この本が一番楽しめました」
シャール「どういうこと!?」
たちき「ですから感想は明日ですってば」
シャール「気になりすぎるんだけど!」
シャール「で、今日は一日部屋にこもって読書してたってことは……」
たちき「サイクリングに行けませんでした」
シャール「天気はあんなによかったのに」
たちき「昨日の夜の段階で、今日は午後から風が強くなるって言ってたからサイクリング行くなら朝から昼までかなと思ったんですけど、昨日は遅くまで小説読んでて朝起きられませんでした」
シャール「なら午後からマレットとかは? 久しぶりに」
たちき「風がどのくらい強くなるのかによるんですけど、風予報見ると結構強くなりそうだったからマレットもあきらめて今日は読書の一日にしたんです。なのに……」
シャール「夕方ちょっと強風になったくらいだったわよね」
たちき「ほんとですよ。あれくらいなら10時から14時くらいのサイクリングに行けたし、もしくは12時から16時くらいのマレットも行けました」
シャール「まあ冬場の風は強いときはほんとに強いし、出かけてから強風になるのは大変だから仕方ないわね」
たちき「珍しい。てっきりシャールに、あれくらいの風ならサイクリングかマレットに行けたじゃない、みたいに言われると思ってました」
シャール「私をなんだと思ってるのよ。代わりってわけじゃないけど、夕方にはジョギングに行ったんでしょ?」
たちき「気温7度、弱風の中、いつものコースを28分で」
シャール「ならいいわ。次の休日に風が弱いのを期待しましょ」