シャールと自転車105

たちき「今日もサイクリングに行ってきました」
シャール「二日連続のサイクリングは珍しいですね」
たちき「出発は11時、帰宅が13時過ぎの約125分のサイクリングです」
シャール「微妙に出発が遅いうえに微妙なサイクリング時間ですね」
たちき「深夜一時にサイクリングから帰ってきて寝て今日は朝からサイクリング行くつもりでしたけど、さすがに起きられませんでした」
シャール「まあ仕方ないかもしれませんが」
たちき「疲れがとれなくてですね。理想は朝8時スタートだったんですが。起きてはいたんですよ。そして休日朝恒例のだらだらタイムに入って気がつけば9時を過ぎ10時を過ぎ……」
シャール「11時スタートなんですね。まあそこでサイクリングをあきらめなかっただけマシでしょうか」
たちき「いやそれほどでも」
シャール「誉めてませんが。出発が遅いのはともかく約二時間しか走ってないのはどういうことですか?」
たちき「自分でももう少し走れるかなと思ったんですけど、走り出した瞬間の体の重さ的には今日は長距離は無理と悟って、無難に片道一時間のコースにしました。寄り道もしないで、同じ道を往復してきただけです」
シャール「疲れが溜まってるんですか?」
たちき「まあちょっと……。ちなみに今日はスタート時点で24度、曇り、微風。帰宅時点では27度、晴れでした。数日前までの予報では夕方から雨でしたけど、むしろいい天気になりましたね」
シャール「風がほどよく吹いていたのも気持ちよかったですね」
たちき「そして今日の服装は、長袖のスポーツウェアです」
シャール「約二ヶ月前、安中サイクリングの時に着た服ですね」
たちき「そうです。あの時は手の甲が真っ赤に焼けて大変でしたけど、今日は曇りだから大丈夫……と油断していたら昼から晴れてきまして」
シャール「サイクルグローブ買ってありませんでしたっけ」
たちき「今日は持っていきませんでした」
シャール「ダメじゃないですか。じゃあまた手の甲が真っ赤になっちゃったんですか?」
たちき「それも覚悟したんですけど、ふと見たら長袖の内側、親指の付け根のすぐ下あたりに穴があるのに気付きまして。親指が通るくらいの」
シャール「長袖の内側に親指が通るくらいの穴……もしかして」
たちき「そうなんですよ。そこに親指を通せば袖が手の甲まで覆える構造になってるんです。それに気付いてからはさっそく手の甲まで覆ったので、今日は日焼けしてません」
シャール「よかったですね。というか前回はその穴に気付かなかったんですか」
たちき「いや穴があるのは気付いていましたけど、お洒落か通気性かと思ってました」
シャール「前回気付いてはいればあんなに日焼けしなくて済んだんですよね」
たちき「まったくです」