シャールと雨の日24

シャール「今日も日中はいいお天気だったわよね」
たちき「そうですね。自転車乗ってる人をたくさん見かけました」
シャール「そういう言い方をするってことはたちきは……」
たちき「自動車でお出かけです。サイクリング行きたいんですけど、午後か夕方には雨が降るので」
シャール「夕方からはすごい雨だったわね」
たちき「まあ朝から夕方までならサイクリング行けなくもなかったんですよね。曇りどころか晴れてたし、雨雲もなかったし」
シャール「日焼けを考えなければサイクリング行けたわけね」
たちき「深夜サイクリングを除くと、前回のサイクリングから1ヶ月以上経ってるので、次の休みは日中サイクリングを前向きに検討します」
シャール「行けるといいわね」


たちき「そんなわけで、毎回恒例ですが雨の日は車でお出かけです」
シャール「今日はどこへ行ったの?」
たちき「某イオンと某ブックオフへ」
シャール「1ヶ月くらい前もそんなお出かけルートじゃなかったかしら」
たちき「そういえばそうかもしれません。イオンでは特に買い物はしないでフラッと回っただけですが、夏セールでいくつか欲しくなったものもあったのでまた近いうちに行ってみます」
シャール「今日は混んでいたわね」
たちき「日曜日で連休の中日だからでしょうか。家族連れが多かったですね。あまり長居しないでイオンをあとにしてブックオフへ」
シャール「何か新しい出会いはあった?」
たちき「うーん、毎回何かしらはありますけど、記憶に残るものとそうでないものがあって、今日は目新しいものはなかったかなと」
シャール「どういうのが好きなの?」
たちき「いろいろですけど、異世界転生なら明るくてチート無双な作品、追放系なら明るくてまったりな作品、4コマ漫画なら明るくてほのぼのな作品、でしょうか」
シャール「暗かったり重かったりするお話はダメなのね」
たちき「苦手ですね。ドロドロした人間関係やグロいのもアウトです。最近は日常恋愛系の『○○な女の子が僕にだけ可愛い』みたいなのも好きになってきました」
シャール「最近そういうの増えたわよね」
たちき「とはいっても過度にお色気を推す作品はちょっと苦手で、プラトニックな間柄、出会いから恋人までの過程でニヤニヤできる作品が好きです。むしろ恋人にならなくても可です」
シャール「ならなくてもいいの?」
たちき「いいです。女の子がたくさん登場する作品もありますけど、そうではなくて主人公が一人の女の子とイチャイチャするお話が好きです。もしくは、作品内で複数のカップルがいるならそれはまあセーフですが」
シャール「具体的な作品名は?」
たちき「……それを書くと僕の好みがバレるので黙秘します」
シャール「じゃああとで私にだけ教えてね」
たちき「……それはそれでシャールの能力『キャラクターチェンジ』の参考にされそうだから、やっぱり黙秘で」
シャール「あら残念。じゃああとでたちきの本棚の本を端から恥までチェックしとくわね」
たちき「ダメって言っても見るだろうし、好きにしてください」