たちき「バーチャロンフォースのフェイイェンは、基本機体１つと支給機体２つ、そしてレア機体１つの計４機体があります」
シャール「最初に使える機体は決まってるんだよね」
たちき「はい。カードなしで遊ぶ場合や、カードを作って最初に選ぶフェイイェンが、フェイ・イェン with VH、通称VHと呼ばれる機体です」
シャール「VHって、何かの略だっけ？」
たちき「Vivid Heartの略です」
シャール「オラタンのフェイイェンとはどう違うの？」
たちき「これから話す他のフェイイェンよりは、このVHが一番オラタンのフェイイェンに近いです。といってもフォースは右ターボ左ターボという区別がないので、攻撃のバリエーションはオラタンにだいぶ劣りますが……まあそれはフェイイェンに限ったことではないので今は省略します」
シャール「じゃあ語れる範囲で、具体的な違いは？」
たちき「そうですね。まず同じか似てるとこだと、左手武装のレイピアや通常LW、CWや近接攻撃全般はなんとなく同じ感覚で使えますが、一番の違いはRWです」
シャール「フェイイェンといったら、右手から放つたくさんの小さなピンク色のハンドビームでしょう？」
たちき「それが、VHにはありません。代わりに、大きめの真ん丸な宝石のようなビームを単発で放つ、ファンシー・ブラストという武装になってます」
シャール「当たるといいけど、ハンドビームと違って削りには使いづらそうだね」
たちき「そうですね。連発しようにも一発で結構ゲージ減るし、歩いてばらまくようなものではありません」
シャール「じゃあ何に使うの？」
たちき「一応、立ちRWで相手への牽制として使いますが、一番は前ビこと前ダッシュRWですね。二発撃つのですが、一部の硬い敵には二発ヒットすることもあって、隙あらば狙っていきます」
シャール「でも前ビ当てるの難しいんじゃない？ 撃ち終わりの隙もあるんでしょ？」
たちき「そんな時は低空前ビこと、超低空ジャンプ前ダッシュRWを狙います」
シャール「もっと難しそうだけど！？」
たちき「あとは、VHのRWで忘れてはいけないのが、しゃがみポンポンことしゃがみRWです。射程こそ短いですが、出が早くて弾速も速くて当たった相手をダウンさせられる、VH使いにはぜひ使いこなして欲しい武器です」
シャール「ピンク色のボールがないだけで、やっぱりだいぶ戦い方が変わってくるんだね」
たちき「僕はあまり使わなかったですが、味方への援護には斜め前ダッシュRWを使うとよい、みたいな記事を見かけたこともあります。VHのRW、重要です」
シャール「ターボRWは？」
たちき「ボウリングのように弾を投げるという意味不明の技で、実戦で使うことはあまりないかと。撃ったあとの隙は多くてもいいから、単発で弾速が速くて遠くまで届くようなターボ攻撃なら、味方への援護に使えたんですけどね。残念です。こんな感じで、フォースの各機体には、それって意味あるの？ という武装がたまにあります」
シャール「右ターボ左ターボが分かれてないから、ただでさえオラタンより攻撃バリエーションが少ないのに、使えない武装があるの？」
たちき「まったくです。逆にいえば、使えない武装が少ない機体ほど強キャラなのかもですね」
