シャール「昨日のたちきの話を聞いてからだと、たちきの別作品の魔法で疑問が浮かぶんだが」
たちき「なんの作品でしょう」
シャール「魔法が九属性のやつだ。確か『水』『風』『雷』『火』『土』『光』『氷』まではいいとして、他の２つが『音』と『空』だったよな」
たちき「僕のメイン作品の魔法のお話ですね。正確には今の９つにもう一つ『時』が足されて十属性の魔法がある設定です。ちなみに『空』というのは爆発系魔法です」
シャール「それはさておき、なんで『闇』がないんだ？」
たちき「なるほど、光あるところに闇もまたあり……シャールはそう言いたいんですね」
シャール「そんな大魔王みたいなことは言ってない！ ただ純粋に疑問に思っただけだ」
たちき「まあぶっちゃけると、今からでも『闇』を出そうかなとかはちょっと思ってます」
シャール「おい」
たちき「確かにシャールの言う通り、あの属性がある世界で闇がないのは不自然なんですよね。だから『時』の代わりに『闇』に変更しようかなとかも考えたのですが……」
シャール「その変更は大丈夫なのか？」
たちき「あんまり大丈夫じゃないです。今ある九属性プラス、失われた『時』の魔法を追い求める(？)作品なので、今からそれを闇にしたら大変更どころか世界観の根本から修正しつつ、各キャラクターの使う魔法も変えなきゃならなくなります。そこまですると別作品なので、今から闇属性に変更するのは無理というかしたくないですね」
シャール「するとしたら、同じ世界観でも過去や未来の時代ならどうだ。闇属性もある世界」
たちき「失われた『時』属性がそんな感じだから、さらに闇属性もとなると難しいんです」
シャール「そもそも、最初に闇属性を入れなかった理由とかあるのか？」
たちき「当時、僕が影響を受けた作品、漫画やアニメに、闇属性がなかったんでしょう、多分」
シャール「そうなのか？ 例えばどんな？」
たちき「…………いやちょっと待って。あるにはあるかも、闇属性」
シャール「どっちなんだ！」
たちき「漫画やアニメじゃなくて、ゲームなら闇属性がいくつか思いつきました。例えばテイルズオブシリーズ」
シャール「闇の魔法……いや、闇の精霊がいたな」
たちき「魔法じゃないけど、サイキックフォース」
シャール「闇使いなんていたか？ ……ああ、続編の2012のほうか」
たちき「闇属性か……。やっぱり必要かなあ」
シャール「まあ、既存の作品に無理に入れる必要はないだろ。新しくシリーズ始める時にまた考えたらどうだ」
たちき「そうですね。もしくは闇じゃなくて影とか夜とか、自分流にアレンジしたり。さらに闇属性だけ他にはない特殊能力を付けたり。夢がふくらみますね」
