シャールとRPG3

シャール「では、ドラクエ3で一番印象に残ったエピソードはなんですか?」
たちき「昨日言った通り、イシスあたりまでしかやってないので……。エピソードというかやっぱり、途中からアレフガルドに行ってしかもラスボスを倒すと大穴が塞がれて元の世界に戻れないという設定はなかなか強烈でしたね。小説版ではあのあと勇者はどうなるのかめっちゃ気になりました」
シャール「そうしないと、ドラクエ1のロト伝説に繋がりませんから」
たちき「それはそうですけど」
シャール「まあ実際、ゲームではルーラでひょいっと戻れるんですけど」
たちき「身も蓋も無いですね」
シャール「もしくは、勇者の息子、ローランとカーメンは地上世界に戻ってきますね」
たちき「それ別の漫画の話! さっきからゲーム本編の話があんまりないんですけど」
シャール「だってたちきが語らないんですもの。何かないんですか、ゲーム本編で覚えてるエピソード」
たちき「前もちょっと話したかもだけど、ルイーダの酒場でのキャラ作成にあたって、クラスメイトを女武闘家は誰々、男戦士は誰々、みたいに職業振り分けてたのを思い出しました」
シャール「それって確か、自分が勇者縛りなんでしたっけ?」
たちき「そうです。でも、僕にドラクエ3をやらせてくれた友達のほうが、クラスでの立ち位置的にもよっぽど勇者っぽくて。むしろ僕は賢者になりたいなとその時は思ってました。女賢者に設定したあの子、今、何をしてるのかな(遠い目)」
シャール「自分を賢者扱いもどうかと思いますけど」
たちき「その頃は一応、クラストップか学年でもトップクラスの成績だったんですよ?」
シャール「でも結局、たちきは賢者になれなかったと」
たちき「……そうですね。ダーマにも行ってないし、悟りの書も未入手ですし。そういえば賢者で一つ思い出したんですが」
シャール「なんですか?」
たちき「確か、賢者がうおのめで武闘家がもりそばだったような。あれは面白かったですね」
シャール「また4コマの話ですか」
たちき「あとはドラクエ2ネタで、サマルトリア王子がさるまた君だったり」
シャール「可愛そうなネーミングですよね。面白かったですけど」
たちき「好きな呪文は、やっぱライデインかなぁ」
シャール「唐突に話を変えましたね。それは勇者だけが使える属性ですけど?」
たちき「だからこその憧れです。でもやっぱり、僧侶と魔法使いの呪文を全部使える賢者が一番かっこいいし、なりたい職業ナンバーワンですね」