シャールとRPG4

シャール「この流れだと、次はやっぱりドラクエ4ですよね?」
たちき「…………」
シャール「顔を逸らしたということはもしかして」
たちき「はい、ドラクエ4はやってません。すみません」
シャール「では飛ばして次のRPGにいきますか? それとも、ドラクエ4で何か語りたいことは?」
たちき「前回のドラクエ3同様、小説は読んでるので、ストーリーは一応把握してます。ゲームの全5章を単行本4冊にうまく収めつつ、ゲームの前日譚的なお話を敵側視点で書いた物語もあって、ピサロとロザリーの関係とかも描かれてました。いいお話だったと思います」
シャール「あれを読んでからだと、ピサロが敵なのかそれとも某キャラが真の敵なのか、複雑ですよね。ロザリーはかわいそうだと思います」
たちき「順番にいくと、1章がライアン旅立ちのお話、2章はアリーナに振り回されるクリフトとブライのお話、3章はトルネコが自分の店を持つまでのサクセスストーリー、4章はマーニャとミネアの復讐劇……の始まり、5章はやっと勇者登場でだんだん仲間を増やして天空の装備を集めるお話」
シャール「だいたい合ってるとは思いますけど、ざっくりしすぎじゃないですか?」
たちき「1から4の各章は独立しているのですが、『敵が勇者を探している』『黄金の腕輪とは』『進化の秘宝とは』など、章ごとに謎を持たせつつ伏線を残しつつ、最後の5章ですべてが繋がっていくわけですよね。3章でトルネコが開通させたトンネルで道が繋がって行けるようになる場所もあったりしますし、ゲームとしてはもちろんですが、シナリオだけ見ても繋がりがとてもうまいと思います」
シャール「ちなみに6章のお話とかは?」
たちき「それは知らないのでスルーします。たびたび小説の話題で申し訳ないですが、小説版アリーナのキャラ設定はいい味だしてますよね」
シャール「まさかのボクっ娘でしたね」
たちき「対外的には、ちゃんと姫様っぽくも喋れるんですよ? 4コマ漫画などのアリーナに比べると、かなりはっちゃけた性格なのは間違いないですが。個人的にはアリです」
シャール「ああいう女の子が好みなんでしたっけ?」
たちき「いやいや、ゲームのノベライズとしてのアレンジ的にアリという話です。好みの女の子はおしとやか系なので、ドラクエ4なら……パーティーメンバーなら一応ミネアか、他キャラ含めてならロザリーやシンシアとか可愛いですよね」
シャール「話が逸れてますが……」