シャールと二次創作7

たちき「次に書いた二次創作は、無事完成してイベントに持っていきました。しかも自身初の二ヶ月連続刊行という偉業も達成してます」
シャール「偉業かどうかはともかく、二ヶ月連続刊行はすごいわね。なんの作品?」
たちき「当時世間をにぎわせたあのアニメ、けいおんです」
シャール「たちきもハマってたものね、そういえば。形式は?」
たちき「三國無双4の二次創作の時みたいな、全編ト書きなしセリフだけの形です。前回はヴォイスドラマブックという形式でしたが、今回Bookラジオという新しい形式の作品でした」
シャール「……それ、ラジオの台本みたいな感じになってるの?」
たちき「そうです。わかりやすくいうと、生徒会の一存のラジオ回みたいな感じですね」
シャール「なるほど。けいおんのキャラがラジオをやっているというていで喋っている作品ということね」
たちき「そうです。コーナーは当時聞いていたラジオからお借りしつつ自分でもいろいろ考えつつ、コーナーの内容とか投稿メールとか考えるのがめちゃくちゃ楽しかったです」
シャール「具体的にはどんなコーナーを?」
たちき「『ふつ☆おた』『名言ぱよ』『サンドイッチジャッジメント』『定められた一言』『称号』『少女達の庭園』『フェザフォレ掲示板』などなど。元ネタがなんなのか、わかる人はわかるかと」
シャール「けいおんていえば公式ラジオがあったはずだけど、そっちのコーナーを全スルーもどうなのよ」
たちき「1巻は、1年生編というていで、四人プラス先生、2巻は2年生編ということで、四人プラスあずにゃん登場です」
シャール「3巻は?」
たちき「少し時間を空けましたが、アニメ2期の頃に完成させました。3年生1学期というタイトルで」
シャール「ということは2学期や3学期まであったのね」
たちき「…………」
シャール「そこで黙るということは……」
たちき「すみません。3冊まではノリノリで書けたんですがそこで力尽きて、あとは書きかけのままエタってます」
シャール「今からでも、ってわけにいかないものね」
たちき「はい。けいおんが今でも人気のあるコンテンツとはいえ、今から続きを書いても……って感じです」
シャール「そのあたりは、やっぱり二次創作の難しいとこね。旬の作品かどうか」