シャールと二次創作6

たちき「次の二次創作も未完成です。先に言っておくと、書いたのは1ページ弱」
シャール「1ページって……まあいいわ。なんの作品?」
たちき「ARIAです」
シャール「アニメ化して大人気になった作品ね。形式は?」
たちき「普通の小説……のはずでしたが、ファイルを開いたら先日書いた三國無双の二次創作のような、キャラのセリフだけが書いてありました」
シャール「それ、小説じゃなくない?」
たちき「おそらく、先にセリフだけどんどん書いてあとからト書きを足す予定だったんじゃないかと」
シャール「ほんとに?」
たちき「証拠になるかわかりませんが、実はタイトルが決まっていて、『ARIA The NOVELS Vol.1 そのアクアマリンの瞳に映るものは……』となってました」
シャール「一応小説で書く気はあったということね。しかもタイトルの付け方はアニメタイトルや原作の各話タイトルっぽくしてると」
たちき「内容ですが、アリアカンパニーメンバーのお話の予定で、アリア社長はいつから社長なのか、みたいな疑問を灯里がアリシアさんに問いかけるとこがプロローグに残ってました」
シャール「それ、原作のストーリーになかった?」
たちき「ファイルの更新日からすると、原作でそのお話が出る前にそれっぽいお話を書こうとしたようです、昔の自分」
シャール「物語の先を見越してたのね。やるじゃない」
たちき「まあ、アリア社長はだいぶ謎の存在でしたからね。ちなみに他にも、アリアカンパニー→水属性、姫屋→火属性、オレンジプラネット→風属性、という謎の書きかけ設定があって、当時の僕はいったい何を書こうとしていたのか」
シャール「昔からファンタジーっていうか魔法もの好きだったのね。ていうか青で水とか赤で火とか、相変わらず安直というか」
たちき「うん、そこは否定できない。ただ、オレンジプラネットで風属性っていうのは自分らしくないっていうか、今なら多分雷属性にしてるのに。当時はなんで雷じゃなくて土でもなくて、黄色系の色で風にしたのか……謎ですね」
シャール「頑張って思い出しなさいよ」
たちき「無理ですね。記憶の彼方です」