シャールと佰物語・ボランティア

シャール「学生時代にボランティアをした経験は?」
たちき「自分から進んでっていうのはあんまりないんじゃないかな。ボランティア学習みたいな、学校や地域主導のはあったかもだけど」
シャール「それってボランティアっていうの?」
たちき「正直微妙だとは思うけど、でも完全なボランティアってして欲しい側としたい側の懸け橋がないと繋がらないわけだから、何かしらの組織が間に入るのは仕方ないのかも?」
シャール「なるほどね、言いたいことはわかるわ」
たちき「そういうのでよければ一番印象に残ってるのは、大学の時に近所でやったボランティアかな」
シャール「大学なのに近所なの?」
たちき「家から大学までは車で二十分くらいだけど、ボランティア先が車で約三分の場所で」
シャール「近っ。めちゃくちゃ近所じゃない。昔から知ってる場所?」
たちき「名前は知ってるけど、どんな場所かは知らなくて。言ってみたら、なんていうかいろいろ勉強になりました。ボランティア学習が終わったあとも、個人的にしばらく行ったりしたし」
シャール「邪魔にならなかったのならいいじゃない。それこそボランティアでしょ」
たちき「あの子達が今どうしてるのか、気になりますけどね」