シャールと佰物語・冬休み

たちき「冬休み。それは毎年クリスマスから一月八日までの約二週間、学校が休みになる期間のことである」
シャール「どうしたの急に、語り部口調みたいになって」
たちき「いや、たまにはこんな風に、阿良々木君みたいな始まり方もありかなって。佰物語リスペクトで」
シャール「物語の主人公気取りとか、ないわー。痛いわー」
たちき「そこまで言わなくていいでしょ!」
シャール「それで冬休みだけど、何か思い出は?」
たちき「冬休みに限ったことじゃなくて春休みとか夏休みとかの長期休みなんだけどさ」
シャール「共通の出来事?」
たちき「出来事っていうかその逆っていうか、小学校の時とかってさ、今日がお誕生日のクラスメイトをみんなで祝ったりするじゃん。朝の会とか給食の時間とか。つまり長期休みの間に誕生日があると、そういうのがないわけで」
シャール「あー、ちょっと切ないわね、それ」
たちき「それはまあ、今となっては別にいいんだけどさ。冬休みっていっても雪がたくさん降る地域じゃないから、あんまり雪遊びした覚えもなくて。夏休みと同じだけど、何をしてたんだろうね、昔の僕」
シャール「日記でも書いとけば良かったのに」
たちき「その反省をいかしてここ数年のブログは結構ちゃんと書いてるかも。……と話がそれたけど、そういえば夏休みと違って冬休みは、大人も取りやすいのかも、年末年始で」
シャール「業種にもよるけど、確かにそうかもね」
たちき「わたくしも八連休や、うまく休みが繋がれば十連休とってますし」
シャール「せっかくの連休なら、もっとうまく使いなさいよ」
たちき「頑張ります」