シャールと佰物語・喧嘩

たちき「ケンカって言っても、平和主義者な僕には縁のない話なんですけど」
シャール「まあ、たちきは喧嘩とかしなそうよね」
たちき「小学校の頃に一方的なケンカならされてたかもだけど」
シャール「それはいじめっていうんじゃない」
たちき「幸い、学年が上がるにつれて減ったしそういう相手とも仲良く過ごせるようになってたよ。弱者は弱者なりの知恵と勇気で」
シャール「世渡り上手になっていったのね」
たちき「そこまでは全然。長いものに巻かれるんじゃなくて長いものに近づかない生き方を選んだだけで」
シャール「ちなみにガチの喧嘩をしたことは?」
たちき「殴り合いってこと? ないな〜、そういうのは二次元やドラマの中だけなんじゃないの?」
シャール「いやリアルでもあるでしょうけど、まあ関わらないのが確かに一番よね」
たちき「僕の封印された右拳を使う日が来ないことを祈るばかり。……くっ、溢れる力を抑えきれないっ!」
シャール「それは中二病