シャールと創作活動5

シャール「その追加三人の属性に、非常に思い当たる作品があるのですが?」
たちき「当時、セーラームーンが大好きで」
シャール「昨日のレイアースといい、だいぶ少女マンガに偏ってますわね。参考までに、先の七人の属性を聞いてみますかしら」
たちき「主人公が『光』で武器は剣、あとは属性と武器だけ挙げてくと、『火』の短剣(ナイフ)、『土』の斧、『水』の細剣(レイピア)、『風』の弓、『雷』の鞭、『氷』の槍……て感じです。ちなみに追加三人は『天空』の鎌、『深海』の鏡、『時空』の杖でした」
シャール「それだと『水』と『深海』が……」
たちき「わかってます。セーラームーンはあくまで惑星だからこの分類だったけど、それを自分の作品に取り込むのは微妙だなって。なのでいろいろ考えた結果……」
シャール「ありそうなのは『闇』とかかしら」
たちき「いやいや、『音』です。ついでに『天空』と『時空』も『空』って漢字が入っていて紛らしいから、『天空』は『空』に、『時空』は『時』にして、合計10属性にしたんです」
シャール「『光』『火』『土』『風』『水』『雷』『氷』『空』『音』『時』……あれ、その10属性って」
たちき「そうです。数日後に語ると思われる『フルーツパラダイス』に受け継がれてます。まあ世界は違うんですけどね」
シャール「まあまあ出来上がった世界観なのに、何が足りなかったの?」
たちき「ストーリーは全然考えてなかったんです。あくまでキャラとか世界観を考えるのが楽しくて。多分、僕だけじゃなくて創作してる人達の、創作あるあるですね」
シャール「しかも召喚先で名前が変わるって……なんという中二設定」
たちき「ほんとに中二の頃考えたんだからしかたないでしょ!」
シャール「しかも、主人公が途中で洗脳されて裏切って『闇』使いになるとか、なんですかこの設定」
たちき「ちょ、待っ……どこからそのルーズリーフを!?」
シャール「ふむふむ、魔法と技は違うものとして使えて、ドラクエの魔法をベースにしつつ水とか土とかオリジナル魔法も考えて、力の塔と魔の塔で五人ずつに分かれて試練てこれはFFのパクリですわね」
たちき「いや〜、やめてやめてやめて! 黒歴史掘り出さないで!」
シャール「主人公の召喚後の名前は……」
たちき「そ、それじゃあ次の作品のお話、しましょう! お願いします、次の作品のお話聞いてください! まじで!」