シャールと雑談158

たちき「今日は朝から可愛いお洋服が見れました」
シャール「いきなり何を言ってるかわかんないんだけど」
たちき「朝、電車の中で目の前にいた女の子がめっちゃ可愛い服装だったんです」
シャール「どんなの?」
たちき「身長小さめで髪型もショートの女の子で、着てたのが真っ黒のショートケープなんですけど可愛くてかっこよかったんです」
シャール「もう少し具体的に」
たちき「わかりやすく例えるなら、フラワープリンセス烈‼ のブラックリリィの制服とマントを足して2で割ったような感じです」
シャール「それわかりやすい例えなの!?」
たちき「あ、フラワープリンセス烈っていうのは」
シャール「それはわかるよ。着せ恋の作中アニメだよね」
たちき「そうです」
シャール「ブラックリリィの衣装ってことは、黒い生地で……」
たちき「ボタンはダブルのショートケープでした」
シャール「ダブルボタンてことはピーコートみたいな感じ?」
たちき「だからブラックリリィの中の服みたいな感じで」
シャール「わかるようなわからないような」
たちき「ケープの裏地は白でした」
シャール「裏地まで見えたの?」
たちき「その女の子がスマホいじってる時にケープがめくれたので。ちなみに膝上のミニスカートに厚めの黒いタイツで、ケープだけじゃなく全体的に可愛くてかっこいい女の子でした」
シャール「たちきの好きなタイプ?」
たちき「マスクしてるしずっと下というかスマホ操作してたから顔は見えなかったんです。あんまりじろじろ見ても悪いですし」
シャール「いや充分じろじろ見てたよね」
たちき「お洋服を見てたんですよ。自分が女の子になれるならああいうお洋服着たいな、みたいな」
シャール「あー、前もそんなこと言ってたね」
たちき「自分に絵心があれば描けるのに! 描いて楽しめるのに! と悔やまれます」
シャール「さすがに写真は撮れないしね」


たちき「かっこいいといえば、夜のジョギング中にかっこよくておしゃれなおうちを発見しました」
シャール「確かにあの家はかっこよかった。前からあったっけ」
たちき「わかりません。ジョギング中はいつも進行方向及び足下に視線がいっていて、左右とか見ないですからね。今日はなんとなく横を見たら別荘のようなおしゃれな造りでおしゃれなライトアップなおうちに初めて気づいたんです」
シャール「前からあったけどたちきが気付いてなかったんだ」
たちき「シャールだって今日気付いたんじゃないですか」
シャール「そうだけどね。今度は明るいうちに見たいね」
たちき「ですね。夜じゃなくて昼の散歩であの家の前を通ってみましょう。ちなみに今日はめっちゃあったかくて、昼は14度まで上がりました。夜も21時で8度あって、多少風が強くても寒くはなくて走りやすかったです」
シャール「冬休み明けからジョギング続けてるね」
たちき「明日は寒そうですけどあさって以降はまた暖かそうなので、走りまくります!」