シャール「たちきはプリキュア知ってる?」
たちき「見たことないのでわかりません」
シャール「それじゃ今日の話が進まないじゃん!」
たちき「そう言われても……」
シャール「一個も見たことないの?」
たちき「ないです」
シャール「今やってるのが何かは知ってる?」
たちき「中身は知りませんけどタイトルくらいは。確かデリシャスパーティーでしたっけ」
シャール「そう。略してデパプリ」
たちき「何そのおいしそうな名前」
シャール「タイトル通り、食べ物っていうか食事や料理がテーマなんだよ。そこで今日のたちきにはズバリ、デパプリが大人気になってもし続編のデパプリ2が出るとしたらどんな作品になると思うって聞こうと思ったのに」
たちき「すみませんね、話がふくらまなくて」
シャール「じゃあ適当でいいから考えてみて」
たちき「なんという無茶ぶり」
シャール「プリキュアを1ミリも知らないたちきがデパプリの続編を考えてみた。はいどーぞ」
たちき「そう言われても……。じゃあ続編も引き継ぎ食べ物をテーマにするとして。デリシャスパーティープリキュア2、ベジタブルパーティープリキュア」
シャール「まさかの野菜!? 語感はいいけど」
たちき「主人公は天真爛漫な赤色のキュアトマト」
シャール「ピンク色じゃないの!? 斬新すぎない?」
たちき「ピンクの野菜が思い付かなくて。二人目の黄色は猪突猛進のキュアパプリカ」
シャール「まあそれはありそうかな。納得できる。三人目は青色? 水色?」
たちき「……青とか水色の野菜が思い付かないので、三人目は緑色、というか黄緑色で沈着冷静なキュアレタス」
シャール「ほんとにすごいとこ選んでくるね!?」
たちき「やっぱり緑色はダメなんでしょうか」
シャール「いやダメじゃないけど」
たちき「途中参加の四人目は橙色で変幻自在のキュアキャロット。そして五人目は天衣無縫で紫色のキュアオーバジーン」
シャール「オーバジーンてなに!? なんの野菜? 誰も知らないマイナーな野菜なの?」
たちき「茄子(ナス)です」
シャール「普通の野菜だった! 初めて聞いたよ」
たちき「僕も今調べて初めて知りました。そんなわけで、ベジプリのアイディア、どうでしょうか」
シャール「無茶ぶりした私も私だけど、よくアドリブですらすらと適当な設定が出てくるね」
たちき「謝っておきますが、ほんとにプリキュアについて何にも知らないで書いてますから。もしかして既存のプリキュアに野菜があったらごめんなさい」
シャール「もしデパプリ2、ベジプリをほんとに作る場合はこちらまで連絡してねっ♪」
たちき「何を言ってるんです?」
シャール「アイディア料の相談をしようかと」
たちき「アイディア料はいいから、その場合はむしろ僕の大好きな推し声優の石原舞さんをキャスティングしてもらえればと思います。ヒロインでもマスコットでもどんなキャラでも演じられる万能型声優さんです」
シャール「ちゃっかり売り込んだ」
たちき「ガジェットリンクの石原舞さんをよろしくお願いします」