シャールとファンタジー4

シャール「しかし、『力(パワー)タイプ』と『技(テクニカル)』タイプとか、結構ありきたりじゃないか。月華の剣士とか」
たちき「また懐かしいゲームが出てきましたね。同じキャラでも選んだタイプで戦い方が変わったりするんでしたっけ」
シャール「テイルズオブシンフォニアとか」
たちき「これまた懐かしいゲーム。そっちは一撃必殺系重視の『ストライク』と手数で攻めるタイプの『テクニカル』で、成長させるタイプで覚える術技が変わっていくんでしたね。僕が考えたのは武器自体も変わるので、どちらかといえばサムライスピリッツの『修羅』と『羅刹』みたいなタイプ分けかなと」
シャール「それはむしろ武器というよりいろいろ変わり過ぎだと思うけど。というかその例えは通じるのか?」
たちき「シャールに言われたくないよ。シンフォニア月華の剣士も充分古いでしょ。ちなみに『力(パワー)』『技(テクニカル)』にさらに『速(スピード)』を加えた三タイプにしようかともちょっと思ったのですが」
シャール「そのタイプ分けは無双OROCHIだな。三十個も武器を考えられるのか?」
たちき「剣を『力:大剣』『技:剣』『速:双剣』にするとか。でも弓は『力:クロスボウ』『技:弓』『速:?』←さすがに思いつかないんだよね。双弓? 短弓?」
シャール「ダーツとかどうだ。吹き矢とかもありじゃないか」
たちき「ダーツ、いいですね。風の魔法と組み合わせてホーミングで飛ばして狙い撃ちできたり」
シャール「斧なら『力:大斧』『技:槍斧』『速:斧』だな」
たちき「槍斧……ああ、ハルバードですか。なるほど」
シャール「槍は……難しいな。『力:重槍か突撃槍』『技:投槍』『速:槍』」
たちき「えっと、カタカナにするならランスとジャベリンとスピアって感じでしょうか」
シャール「ちなみに、剣・槍・弓の使い手は三騎士と呼ばれ……」
たちき「すみません、その作品には詳しくないんです。ていうかそれはクラスであって、武器はあくまで個人の宝具ですよね」
シャール「なんの話をしてるんだ?」
たちき「シャールが先に振った話でしょ!」
シャール「無双シリーズはたくさん武器が出てくるよな」
たちき「また話が変わった。あちこち飛びますね」
シャール「登場人数の数だけ武器があるわけだ」
たちき「そうですね。僕が一番覚えてるのは無双4ですが」
シャール「印象に残ってる武器はあるか?」
たちき「曹丕双剣が好きだったのはこの前書いたから……大喬の扇とか楽しかったですね」
シャール「扇といえば、妹の小喬もだろう?」
たちき「うーん、使い勝手は一長一短かなあ。攻撃のテンポが若干遅くて微妙に使いづらいのが大喬でしたけど、それを含めて使うのが楽しかったかな」
シャール「相変わらず偏った考え方だな。もっとシンプルに強キャラを使っていいんだぞ」
たちき「強いキャラっていっても、無双4だと……誰かいます? 無双OROCHIになると、増えた技によっては一部キャラが強すぎた覚えがありますけど」
シャール「例えば?」
たちき「家康ビームとか。パワータイプのキャラはゲージを消費するだけあって強技が多かった気がします。無印OROCHIで強すぎたせいか、魔王再臨では下方修正入りましたが」
シャール「テクニカルタイプでは?」
たちき「テクニカルタイプはみんなそこそこ強くて使いやすかったですね。特にカウンター。そうだ、あと曹仁のチャージ2ですよ。無双4の時から強かった連続衝撃波が、OROCHIのEX技では多重衝撃波になって、コンボ稼ぎと雑魚一掃に重宝しました」
シャール「曹仁て、武器は盾なんだっけ」
たちき「盾が武器っていうのも、当時はまだ斬新だったのかもしれません」