シャールとマレットゴルフ

シャール「ボウリングトークが終わったとこで、わたしからたちきに質問です」
たちき「どうぞ」
シャール「ボウリングトークの序盤で言ってた『マレットゴルフ』って、なあに?」
たちき「ああ、ちょうど二週間前の記事に書いたやつですね」
シャール「ゴルフの一種なんですか?」
たちき「……実は詳しくは知らないんで、僕の知ってるマレットゴルフのことでもいいですか」
シャール「相変わらずググらないで書くんですね。それでもいいから教えてください」
たちき「簡単にいうと、ゲートボールのスティックとボールを使ってプレイするゴルフ、でしょうか」
シャール「ゲートボール……高齢の方々が公民館のグラウンドとかでやってるやつですよね」
たちき「そうです。あれは1チーム5人、2チーム計10人でプレイする競技なのですが、マレットゴルフは一人でもできるし数人でもできる……まあぶっちゃけるとほんとにゴルフです」
シャール「たちきはゲートボール詳しいの?」
たちき「それはいつか話すとして、今はマレットゴルフですよね」
シャール「マレットゴルフはゴルフ場でプレイするんですか?」
たちき「普通のゴルフほどは球が飛ばないからちょっと無理ですね。マレットゴルフ用のゴルフ場でプレイします」
シャール「ルールはどのくらいゴルフに近いんですか?」
たちき「ゴルフのルールにはあまり詳しくないんですが。僕達の通っていたマレットゴルフ場は9ホールのコースが3つあって、各コースはパー36が設定してあって、合計パー108をどれだけ少ない打数で回れるかを競います」
シャール「普通のゴルフって18ホールでパー72が一般的でしたよね。そうなるとほぼ同じルールみたいですね」
たちき「そうなんですか? あとは、ボールを入れる穴にはポールも刺してあるし、コースアウト、いわゆるOBもあります」
シャール「ますますゴルフですね」
たちき「ゴルフと違って基本的にスティックは変えずに、ずっと1本だけで打ちます」
シャール「そこはゴルフと違うんですね。もっとも、ゴルフだってドライバー1本でずっとプレイしても問題ないわけですけど。ちなみに道具は持ってるんですか?」
たちき「いえいえ、レンタルです」
シャール「用具使用料は無料とか?」
たちき「ボウリングのボールは無料でしたけど、貸し靴は300円だったじゃないですか。そんな感じで、マレットゴルフもスティックとボールで200円かかります」
シャール「安いですね」
たちき「マイスティックとマイボールがあれば用具代はかからないわけです」
シャール「となると、気になるコース使用料金は? 普通のゴルフは結構かかりますけど……」
たちき「ゴルフは18ホールを1ラウンドとして1万円とかするんでしたっけ。マレットゴルフはすごいですよ。驚きの価格です」
シャール「ごくり。……千円くらいですか?」
たちき「まさか。正解は一日200円です」
シャール「一日ってことは、朝から夕方までプレイしても200円ですか!? 安すぎません?」
たちき「初めての時は僕も驚きました」