シャールとたちきの緑物語30

たちき「あ、一つ書き忘れてたのを思い出しました」
シャール「さっそく? なんかあったっけ……この部屋の中?」
たちき「いや、部屋の中じゃないんだけど。ていうかまだ持ってないんだけど」
シャール「あー、もしかして前に少し話した、いつか手に入れたい緑グッズの話?」
たちき「そうです。ていうか大きさ的に緑グッズって呼べるかどうかもわかんないけど」
シャール「例えば?」
たちき「まずは車ですね。緑色の車はいつか買いたいです」
シャール「今乗ってるのは?」
たちき「親のお下がりというか、もらったというか。まあかっこいい色ではあるけど緑ではないです」
シャール「そういえば最近、緑の車増えたよね。よく見かける気がする」
たちき「そうなんですよ。メタリックなかっこいい緑だったり鮮やかな白緑系だったり、確かによく見かけます。詳しくないから車種まではわかりませんが」
シャール「車以外は?」
たちき「これは買うかどうかわからないっていうか、買えるかわからないっていうか……まあ夢ですけど」
シャール「一応言ってみてよ」
たちき「一軒家を買ったら、外壁をオシャレな緑にしたいなって。苔っぽくない感じで」
シャール「誰かと一緒に住むなら、そのパートナーに相談が必要じゃない?」
たちき「いや、今のところ誰かと住む予定はないけど……」
シャール「…………まあ、今はつっこまないけど」
たちき「なんか気をつかわれた!?」
シャール「じゃ、改めて緑トークは終了ってことで」
たちき「しかもスルーされた!」
シャール「次は何を話すか決まってるの?」
たちき「えっと……」