シャールと佰物語・テスト勉強

シャール「テスト勉強は真面目にやる派だったの?」
たちき「なんかこの話題、前にもした覚えが……ま、いっか。中学校最初の頃は、かなり真面目でした。小学校とは違うテスト形式だし」
シャール「単元ごとじゃなくて、中間期末の年5回のテストよね。一年で習うことを五回のテストでやるんだから、一回のテストの比重は高いわよね」
たちき「実技系は期末だけだから3回だしね。だから中一の一学期二学期なんかは特に真面目にやってたかも。テスト二週間前からとか」
シャール「それ以降は?」
たちき「中二あたりからは少し減ったりしたかも、テスト勉強の時間。さすがに一夜漬けじゃ終わらないから少し前からはやるんだけど、スケジュール表とか作ってたのは最初だけだったかな」
シャール「二週間前からとかスケジュール作るとか、誰かに教わったの?」
たちき「いや、進研ゼミの冊子とかかな。小六の三月くらいから親が受講させてくれて、教材も良かったけど付録やおまけもかなりためになったんだよね」
シャール「たちきも『教材屋』みたいのを始めれば良かったのに。ノウハウを売ったり」
たちき「いやいや、それは無理ですよ。ていうかそんなの既に世の中に溢れてるし、いまさら感が」
シャール「でもテスト勉強には思うとこあるんでしょ?」
たちき「まあ。でも昔の話です。今は知識が追いつかないから」