シャールと佰物語・プール

たちき「実は僕、小学校二年まで泳げなかった」
シャール「まじで。じゃあプールの授業は?」
たちき「プールに入らないで、プールの周りで体育座りしながら見学してたり蟻さんと遊んでたり」
シャール「うわぁ、意外に厄介な生徒だったのね」
たちき「見かねたのか、親からスイミングに通えと言われ小二の冬から通い始めて、小三の夏は普通に泳げるようになってました」
シャール「泳げるようになると、赤帽から白帽になるんだっけ」
たちき「そうそう、懐かしいシステムですね」
シャール「いつまでスイミング通ってたの?」
たちき「ん〜、中学校上がる時はもう行ってなかったから、小六か、もしかしたら小五の途中で辞めてたのかも。バタフライまではやらなかったけど、背泳ぎまではやった覚えが。やっぱり泳げないよりは泳げたほうがいいし、親に感謝ですね」
シャール「中学校から先は?」
たちき「中学校はプールの授業あったけど、高校はそういえばなかったはず。大学は選択した授業によっては水泳もあったかもだけど、泳いだような泳いでないような……覚えてない」
シャール「だからなんでいつも大学が一番あやふやなのよ。小中高より最近の出来事でしょ。……ちなみに、最近プールにいったりした?」
たちき「行ってない。ていうか人前で水着姿になるとか恥ずかしくて無理です」
シャール「女子か!」