たちき「あとはフォーメーションなんですけど、これは文章で説明するのが難しいんですよね」
シャール「キラリは６人なんだから、並びやフォーメーションにバリエーションがあるわよね。２人しかいないオルタンシアや３人グループのステラマリスとは違うフォーメーションが組めるわけでしょ」
たちき「そうなんだけど……例えば６人ていったらスタンダードな並びはこんな感じだと思うんだよね。伝わるかな」
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シャール「またすごいことを考えたわね。上が客席側ってこと？」
たちき「そうそう、互い違いに。後列のメンバーも客席から顔が見れるように。もしくはツインセンターでこんな感じとか」
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シャール「前列二人の後列四人の並びね。確かに６人ならこのあたりが普通なのかしら。もしくは一人センターパターンだと……こんな感じ？」
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たちき「ところがKiRaReは、前から２−３−１のフォーメーションを多用してるんですよ」
シャール「どういうことよ」
たちき「こういう並びです」
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シャール「あ〜、たしかに見たかも。OvertuRe:で。一番サビ後半の♪迷いそうな、のあたりとか、二番のサビ全部とか、ラストの♪Re:ステージ、のあととか。ほんとにたくさんの場面で使ってるわね」
たちき「後ろに一人だけズレる意味があるのか最初は謎だったんだけど、よく考えたら客席って前だけじゃなくて斜めとかからもステージを見るわけだからさ。上の二つみたいな単純な並びより、ちょっと立体的っていうか、四つめの並びのほうが奥行感があっていいのかもって」
シャール「場合によっては後ろの一人がまったく見えないこともあるんじゃない？」
たちき「そこは難しいとこだけどね。でもこの並びからならステージ上を左右だけじゃなくて斜めに動いたりもできるし、フォーメーションや振り付けの幅も拡がるし。誰がどう動いてるのかを追いかけるのが楽しいんですよ」
シャール「どうせかえちゃんしか見てないんでしょ」
たちき「そそそんなことはなかとよ？」
シャール「なんでエセ博多弁なのよ」
