シャールとバーチャロン28

とある魔術のバーチャロン・プレイ日記7

たちき「というわけでトレーニングモードにてバル・ルルーンを使ってみたいと思います」
シャール「バル・バドスとは違うの? ていうかバル・バドスを使ったことはあるの?」
たちき「オラタンの時のバルなら、仲間内で対戦する時のお遊び程度には一応使えます。ただし今作ではLTとRT区別なくてターボボタンは一つしかないので……」
シャール「そっか。TRWもTLWもERLだとしたら攻撃のバリエーションも火力も弱い機体ってこと? 今回のバル」
たちき「しかも今作はしゃがみ攻撃もありません。つまり脚の切り離しができないのでは……という予想からの、バル・ルルーンを使ってみたわけですが」
シャール「どうだった?」
たちき「結論から言うと、バル・ルルーンはバル・バドスの簡略タイプというような機体です。まず(ごく一部の攻撃を除いて)腕の切り離しはしません。ターボの各攻撃では脚を切り離します。切り離した脚は勝手に攻撃して勝手に戻ってきます」
シャール「切り離した脚をその場に留めてはおけないのね」
たちき「手を切り離さないから、近接攻撃でうっかり空振りとかもありません。空中でターボ攻撃しても脚の切り離しになるし、ERLが空中属性にもならないみたいです」
シャール「しかもターボ攻撃がERLだからやっぱり火力も弱いのよね。となるとバルの強みがだいぶなくなってるみたいだけど」
たちき「まあバル・バドスって難解で多機能でしかも試作の機体で、使いこなすにはかなりの腕前が必要でしたからね。難しい部分をなくして簡単に使えるバルシリーズという意味ではありかなと。と言ってもやっぱり火力不足はあります。他の機体では前ビでなんとかなる場面でもバルの前ビはあの『バネ』なので当たりにくいんです」
シャール「じゃあどうやってダメージ取りにいくの?」
たちき「ぶっちゃけ一番簡単にダメージ狙えるのは燃費がよくて連射ができて相殺性能も優秀な立ちか歩きのRWかなと。猫リングばらまきです。というかバル・ルルーンのRW、なんでリングが猫の形なんですか。しかもLWのマインはアイスとか金平糖とかお菓子なんですけど」
シャール「インデックスさんの趣味よ」
たちき「ていうかバル・ルルーンの見た目がすでにインデックスさんっぽいですよね。白いシスター型の外観。他の機体と違って完全に新規描き下ろし機体ですよ。すごい厚待遇じゃないですか」
シャール「ヒロインだからね。名前は違うけどこの機体は小説版のカラーイラストにもなってたわ」
たちき「あと気になるのはトレーニングモードの一番下にバル・バドスがいるんですよね。バル・ルルーンと別の機体でちゃんとしたバルがいるということは……」
シャール「使ってみたら?」
たちき「いや、それはまたのちほど。
ではそんなヒロインのインデックスさんのシナリオを開始してみましょう。サードのメインストーリーのラストであんな感じになってしまったインデックスさんですが……」
シャール「始まりは土御門さんのシナリオと同じ場面からだね」
たちき「ちょっと会話が増えてます。目玉のような陣形のようなイメージ、って」
シャール「アレのことかな。さて1戦目はいきなり1対2! 神裂コマンダーと土御門ドルドレイ」
たちき「えー、いきなり1対2はきつくないですか。しかもバル・ルルーンで。黒子フェイイェンの時みたいに勝てる気がしないんですが……」
シャール「負けたらトレーニングモードで練習すればいいんだよ」
たちき「遠距離でちまちま削って……ドルドレイ堅い、でもダウン取れなくてもHP削ってKO勝ち狙えば……ダメか、倒せないままタイムアップ」
シャール「でもダウン値80対60。ぎりぎりだけどたちきの勝ち!」
たちき「まじぎりぎりでしたね」
シャール「次はアックアさんとレッサーさんが登場。目玉の印はタングラムというらしく……」
たちき「タングラム……一体何者なんでしょう」
シャール「2戦目は神裂コマンダーがパートナーで対アックアバトラー」
たちき「相手側はレッサーさん参加しないんですね。2対1なら余裕のKO勝ちです」
シャール「まあ戦闘後会話はこっちが負けたていで進んだけど。レッサーさんとアックアさんの関係、それとあちらの目的が明かされましたね」
たちき「一気に場面が変わりました。メインストーリーのラストのインデックスさん暴走のシーン……え、つまり今度はこっちがまさか」
シャール「3戦目、こっちがブラックバル・ルルーンで相手がコマンダーとドルドレイ」
たちき「前回のあの戦いじゃないですか。さっきはドルドレイ相手にして削りきれなかったから今度はコマンダーを相手にします」
シャール「ダウン値で負けてるわよ」
たちき「残り10秒切った。コマンダーをKOできれば……よし!」
シャール「残り数秒。またしてもぎりぎりの勝利ね。戦闘後は敵性Aと敵性Bの戦闘を眺めて……」
たちき「リリナちゃんのナイス判断。あの人に電話です」
シャール「4戦目はまたしてもコマンダーとドルドレイ。ただしボスバトル」
たちき「これ、時間勝ちじゃなくて2体撃破しないとなんですよね。しかもそのあとはもしかしてもしかしなくても……」
シャール「そういうこと! 2体倒してからのほんとのボスはブルーストーカー!」
たちき「それはタイマンじゃ勝てないですって……あー、お互い残りHP1ミリくらいで競り負けました」
シャール「コンティニューだよ」
たちき「むむー、結局ブルストに二回負け、コマンダー&ドルドレイにも一回負け、四回目でやっと勝てました」
シャール「さすがにこの戦闘は負けたら進まないわよね」
たちき「で、気になる続きは……」
シャール「はいここで終了!」
たちき「まじですか!? いいとこで終わりすぎなんですけど! どう見てもこのあとかっこよく主人公が駆けつけてくる場面じゃないですか!」
シャール「それは多分次のストーリーかな」
たちき「いやー、サードストーリーのメインシナリオ裏側のすごい展開、いやすごいバトルの連続でしたね」
シャール「黒いバル・ルルーンもかっこいいんだよ」
たちき「ただシナリオの始まりは上条さんのラストバトルのブルーストーカー戦あたりからでもよかったのではと思います。で、午後から上条さんと別行動してあの二人に出会った、みたいな」
シャール「なるほど。確かにいきなり1対2はきついわよね」
たちき「さて、次のサブシナリオは……」
シャール「初春さんね」
たちき「グリスボックに乗り込みましょう!」