シャールと年末年始休暇(2022→2023)六日目

たちき「元日からだらだら昼過ぎまで寝てる、なんてことはなくいつも通りに起きて朝からシャワーを浴びて例年通り実家に顔を出すはずが、ちょっと寝坊して実家に着いたのが昼前くらいになってしまいました」
シャール「実家ではマスクも?」
たちき「ちゃんとしてましたよ。おせちを食べつつお雑煮を食べつつブラタモリ鶴瓶の家族に乾杯のコラボ特番を見つつ」
シャール「夜まで実家にいたの?」
たちき「いえ、見たのは昼間の再放送のほうです。アナウンサーが近江さんということは……」
シャール「2018年の番組みたい」
たちき「そんな前なんですね。見覚えのある内容でしたけど楽しく見れました」


たちき「実家から帰る前に、久しぶりに実家の側をぐるっと歩いてみました」
シャール「懐かしいね。何か変わってた?」
たちき「変わってる景色もあれば変わらない景色もありますね。元日だし、散歩中に地元の知り合いにばったり、なんてのも期待したんですけど」
シャール「なかったんだ」
たちき「なかなかうまくはいかないですね。初恋のあの子とか小学校で六年間同じクラスだったあの子とか昔ラブレターをくれたあの子とか」
シャール「偶然を期待しないで普通に連絡してみたらいいんじゃない?」
たちき「連絡先を知らないのです」
シャール「その女の子の実家に電話するとか」
たちき「いきなりそれは迷惑でしょう。同窓会の連絡とかならともかく」
シャール「そういえば同窓会ってやらないの? やったことないの?」
たちき「ないですね。あったとしても多分僕は欠席しますけど」
シャール「またー。そういうとこだよ」
たちき「たちきクオリティですから」
シャール「今年は新しいことしたいって昨日言ったばかりなのに。女の子に連絡の一つもできないなんて」
たちき「それとこれとはちょっと違いません?」
シャール「まあ今日はこれ以上つっこまないけど、今年の目標の1つだからね」
たちき「あの子への連絡がですか? それはちょっと……」
シャール「そして、再会から盛り上がる恋……いいわね、すごくいい!」
たちき「もしもーし、トリップしてないで帰ってきてー」