たちき「閉店直前のスーパーに滑り込んでぎりぎりであれこれ買ってきて今帰宅しました」
シャール「水曜はなんだかんだ遅くなるよね」
たちき「早く帰りたいんですけど。そして明日はお休みなので今から夜のサイクリングに行こうかと思ったんですが……」
シャール「道が濡れてるね」
たちき「さっきまで雨降ってたんでしょうか。結構濡れてるどころか水溜まりもあちこちありますね」
シャール「さらに空を見上げると」
たちき「いつまた降りだしてもおかしくない雲、湿度も高め」
シャール「雨のあとはサイクリング行かないんだよね」
たちき「自転車汚したくないので。そして雨が降りそうな時もサイクリング行きません」
シャール「じゃあ今日は夜サイクリングは無理だね」
たちき「残念です……」
たちき「そんなわけで代わり映えもせずいつも通りゲームの夜です」
シャール「ほんと代わり映えもしないけど、今日はどうかな」
たちき「どういうことです？」
紅「わーい、ゲームだゲーム。ボク、アクションゲームとか大好き！」
葵「……ゲームはだいたいどれでも好きですけれど。わたし、特にストーリーの凝ったRPGがやりたいです」
たちき「あー……」
シャール「で、今からたちきはなんのゲームをするんだって？」
たちき「……えっと、可愛い女の子がたくさん出てくる……」
紅「わかった！ リズムゲームだ！ 初○ミク プロジェクトDIVAかな？」
葵「ア○リエシリーズ、ですか？ いいですよね。どの作品でしょう」
たちき「…………(汗)」
シャール「で、たちきはなんのゲームをしようとしてたのかな？」
たちき「……きょ、今日はみんなでアニメ観賞でもしよっか」
紅「アニメも好き！ 何を見るの！」
葵「……ゲーム、したかったです」
たちき「ゲームはまた今度、みんなでやろう。今日は懐かしのたちきセレクションアニメを寝るまで見るよ！」
シャール「無理やり話を変えたね。まあ二人を寝かしつけてから美少女ゲーム！ とか言い出さないだけ、たちきの成長を感じるかな」
たちき「どれにしようか。ましろ○シンフォニー、あかね○に染まる坂、夜明け前より瑠璃○な……」
紅「女の子がいっぱいだね」
葵「みんな可愛いです……」
シャール「ってこらこら！ 何を見せてるの！？」
たちき「こうやって無難なとこから英才教育をしていけばいつかは……」
シャール「ダメに決まってるよ！ アニメ観賞中止！ 明日は早いんだから早く寝るよ」
たちき「はーい」
