シャール「ブログの過去記事を探したら、新キャラに関する記事があった」
たちき「いつ頃でした？」
シャール「2020年の7/12、7/13、7/14、さらに2021年の3/22」
たちき「(確認中)あー、なんとなく思い出しました。となると新キャラはあの二人……いや二匹に登場してもらうのが早そうですね」
シャール「たちきのペットね」
たちき「ペットじゃないです。基本的には猫モードじゃなくて人モードがデフォルトだし」
シャール「私がそうしたからね。猫モードだと喋れないし」
たちき「猫の姿の時も可愛いんだけど……」
シャール「約10歳の少女姿のほうが好きって？ たちきの趣味が垣間見えたわ」
たちき「誤解されそうなこと言わないでください。たまたま拾った双子の野良猫がシャールの不思議な力で人間に化けることができるようになっただけです」
シャール「人になっても猫耳としっぽはあるんだけどね」
たちき「基本ですね」
シャール「どこの世界の基本なのよ」
たちき「ただ『紅(くれない)』はともかく『葵(あおい)』は無口キャラだから、ブログに登場してもあんまり喋らないかもなんですよね」
シャール「確かにそうね。じゃあ紅だけ呼ぶ？」
たちき「それはかわいそうでしょ。葵が拗ねて余計に無口になるのが目に見えてます」
シャール「それもそっか。じゃあ頑張ってツッコミしてもらおう」
たちき「葵がツッコミなんだ。まあどちらかっていえば紅のほうがボケかもしれないけど」
紅「なんかボク、ひどいこと言われてる気がする！」
葵「……わたし、ツッコミくらいできます」
たちき「あれ！？ まだ呼んでないよ！？ いつの間に！？」
シャール「あ、私が呼んでおいた」
たちき「心の準備がまだできてないんですけど」
シャール「たちきを待ってたらいつまでも二人が登場できないでしょ。こういうのは慣れよ、慣れ」
たちき「そうは言っても。二人もいきなりでびっくりだよね」
紅「余裕のよっちゃんだよ」
たちき「古っ！？ 僕でもわからないネタなんだけど」
葵「古いです……って紅にツッコミしようとしたのに、たちきに取られました」
シャール「そうよ。今のは葵がツッコミする流れでしょ。空気読みなさいよ」
たちき「ご、ごめん。つい勢いで」
紅「どうしたのたちき。今日も元気いいね。何かいいことあったの？」
たちき「忍○さんのパクりかな」
葵「紅、それは化○語の……またたちきに先越されました」
シャール「たちき！」
たちき「ごめんなさい。ていうか紅はそのノリでいくんだ」
紅「いつも通りのボクだよ」
たちき「葵は？ 普段よりは喋れそう？」
葵「……そうしないと、わたしの出番はなしってさっきシャールお姉ちゃんが言ってましたから」
たちき「ほら、拗ねちゃったじゃん。シャールがあんなこと言うから」
シャール「ごめんなさいね。あとでたちきがたくさん撫でてくれるから」
葵「……ならいいです」
シャール「ほっ」
紅「葵だけずるい。ボクもボクも」
シャール「はいはい。今日は二人とも頑張ってくれたし、あとでたくさんたちきに甘えてね。私から言っておくから」
たちき「いや聞こえてるけど。……とまあこんなノリで今後のブログにはたまに二人が登場します」
シャール「賑やかになるわね」
たちき「僕、ツッコミしすぎて疲れる未来が見えるんですけど」
シャール「頑張ってね。あと、これっきりにならないでよね」
たちき「さすがにそれは…………ないと思います」
シャール「今の間はなによ」
たちき「気のせいです」
