シャールと雑談92

たちき「今日もいつもと変わらない月曜だったので特に書くことがありません。キリッ」
シャール「キメ顔でそんなこと言われても」
たちき「僕はキメ顔でそう言った」
シャール「懐かしいネタだね」
たちき「ネタはさておき最近は変化のない日常を過ごしているのでほんとに書くことがないんですよ」
シャール「停滞、と呼ばれる現象かな」
たちき「そうなんですか?」
シャール「いや、私が勝手に名付けただけ」
たちき「3年間寝たきりだったとかじゃないですよ?」
シャール「これまた懐かしいネタだよ。今の若い子に通じるかな」
たちき「僕もほとんど覚えてませんが」
シャール「ネタがないなら昨日みたいに無理やりファンタジートークにもってくとか」
たちき「無理やりとか言わないでくださいよ。頑張って伏線にしようとしてるのに」
シャール「じゃあこの流れで昔のアニメや小説のお話を続けるとか」
たちき「年齢バレがネックなんですよね。自称16歳としては」
シャール「自称って言ってるし、もうばらしてもいいんじゃないかな」
たちき「どうやってです?」
シャール「中学三年の時にリアルタイムで見ていたアニメの話とか」
たちき「うちは田舎だったから、都会と比べて数年遅れて放映されるんですよ」
シャール「それでもなんとなくわかりそうでわからないアニメの話とか」
たちき「じゃあ……夏休みに見ていたアニメとか?」
シャール「ものによっては大まかな年代がバレそうだけど、ピンポイントにバレることはないんじゃないかな」
たちき「あ、いきなり話が逸れるんですけど、ここ数日とあるアニメだったかゲームだったかのCMが頭から離れなくて」
シャール「なんの作品? て聞いても言わないだろうから、どんなCM?」
たちき「『タタタッて行ってプー』『それだ』みたいな」
シャール「わかんないよ」
たちき「なんかの戦略か作戦を決めてて、最終的に『また負けた……』で締め」
シャール「アニメじゃなくてゲームのCM?」
たちき「どっちだったかな-、ちょっと覚えてないです。主題歌がめっちゃよかったのは覚えてます」
シャール「気になる。あとでググってみよ」
たちき「ググってもわからないと思いますが。閑話休題、このあと深夜サイクリングに行ってきます」
シャール「などと、意味不明なことを言ってますが……」
たちき「何事もないただの月曜ですが、寝る前にサイクリングで締めようかなと」
シャール「ほんとに行くの? 言ってみただけじゃなくて?」
たちき「気温27度で湿度は約70%とちょっと高め、月齢17の明るい夜空の中を駆けてきます」
シャール「本気なんだ。仕方ないから私も付き合ってあげるよ」
たちき「それはどうも」