シャールと雑談70

たちき「ゼクシィを読んでて気付いたんだけど」
シャール「待って、ゼクシィってあのゼクシィのこと? なんで急にゼクシィ?」
たちき「え、普通に読むでしょ?」
シャール「読むかなあ。結婚を意識した人が読む雑誌だと思うけど」
たちき「まあそういうことです。で、気付いたことなんだけど」
シャール「待って待って、そういうことってどういうことなの!? お姉ちゃんは何も聞いてないよ! 許しませんよ!」
たちき「なんでシャールがお姉ちゃんなんですか。話進まないからとりあえず話させてよ」
シャール「詳しく!」
たちき「うちの近所にさ、お城みたいな建物があるんですけど」
シャール「あるね」
たちき「ずっと前から、あれってなんの建物なのか疑問だったんです。入ろうにも閉まってるし」
シャール「無断で入っちゃダメでしょ」
たちき「つまり公園みたいな施設ではないわけで……という前フリからの、ゼクシィ読んでて紹介記事があって気付いたんですけど」
シャール「何に?」
たちき「あれって、結婚式場だったんだって」
シャール「そうなんだ」
たちき「お城みたいな外観で、外もおしゃれな庭園みたいになってて。ああいう場所で結婚式とか憧れますよね」
シャール「いつ誰とする予定があるの? 怒らないから早く白状しなさい。私の知ってる人? それとも知らない人? 知らない人なら早く紹介して! 私の審査を通らない女の子とは結婚なんてさせないから!」
たちき「審査って。ちなみに審査内容は?」
シャール「私の姿が見えるかどうか」
たちき「じゃ、ダメじゃん! シャールは僕にしか見えないんだから。それって誰を連れてきてもダメってことだよね」
シャール「無垢で無邪気な子供なら、ワンチャン私の姿が見えるかも?」
たちき「無垢で無邪気な子供を連れてきたら僕がアウトでしょ。ノーチャンスです。ていうかその審査方法はアウトで」
シャール「わかった。じゃあ次までに考えとくね」
たちき「いやまあ、ここまで盛り上げておいてなんだけど、そんな予定ないんですけどね」
シャール「わかってるけど、一応釘は刺しておかないと」


たちき「話は変わりますけど、おとといに続いてまたまたこんな時間にジョギング行って帰ってきました」
シャール「珍しく目的あるジョギングだったね」
たちき「ちょっと、七夕の名残を探しにね」
シャール「何か見つかった?」
たちき「何もないってことはなかったですけど、しいて言えば祭りの跡だけです」
シャール「今日の夕方くらいまでは賑わってたのかな」
たちき「かもしれません。来年はもう少し積極的にいってみようかと思います」
シャール「どこへ何を?」
たちき「それは秘密です」
シャール「けちー」
たちき「今日は27度、晴れでそこそこ風もあって気持ちよい夜風でした」
シャール「週の後半はまた雨マークだね」
たちき「明日も走りたいです」