シャールと雑談69

たちき「突然ですけど、演劇などについて」
シャール「いきなりどうしたの?」
たちき「昨日プレイしていたゲームが演劇をテーマにした作品で、ちょっと語りたくなりました」
シャール「雑談でいいの? 演劇についてちゃんと語るならそれ用のコーナー作るけど」
たちき「とりあえず雑談でいいかな。もっと語りたくなったらあらためてコーナー作ります」
シャール「たちきって、演劇に興味あるんだっけ」
たちき「いや、そんなには」
シャール「実は演劇部出身とか?」
たちき「いえ、違います。まあ興味なくはない、くらいですね」
シャール「微妙なとこだね」
たちき「昨日プレイしたゲームは、途中でかなりガチな演技がありましたよね。声優さんすごいです」
シャール「文字通り劇中劇だったよね。確かにすごかった」
たちき「……まあ、あのメーカーさんの作品だから終わり方は怖かったんですが」
シャール「あれは予想できなかったね。他にも演劇関係のお話があるの?」
たちき「16歳の頃、実家で読んだ古いマンガでしょうか。名前は忘れてしまったのですが」
シャール「どんな漫画?」
たちき「七色のいんこが演劇で代役をするお話……だったはず」
シャール「なんの漫画だろう?」
たちき「だいたい、毎回何かしらの作品がテーマになっていて、初回がハムレットだったのは覚えてます」
シャール「ふむふむ」
たちき「話は変わりますけど、16歳の頃、後輩に誘われて気軽に見に行ったミュージカルはすごい印象的でした」
シャール「ミュージカルが気軽に見れるの?」
たちき「そういえばそうですよね。どこへどうやって見に行ったのか覚えてないですけど、明るくて楽しい内容で歌と踊りに引き込まれたのは覚えてます」
シャール「一回だけ?」
たちき「そのあと、その劇団がミュージカルやる度にほぼ毎年見に行ってました。とはいえ、何年か前からは足が遠退いてるんですが。ちなみに一番記憶に残ってるのは、ウエスト・サイド・ストーリーです」
シャール「私、ミュージカル見たことないかも。見に行きたい!」
たちき「今でもまだあの劇団はやってるのかわかりませんが、では調べてみましょう」
シャール「その劇団のお名前は?」
たちき「えっと確か……」