三県境で、ブラタチキ!






たちき「道の駅かぞわたらせまで来たら、三県境は外せないですよね。実は初めて来ました」
シャール「前にこの道の駅、改名前の道の駅きたかわべだった頃に来たことあるんだよね? その時は行かなかったの?」
たちき「あの時は着いたのが深夜で、翌朝は渡良瀬遊水地をたくさん散策して満足して帰ってしまったんですよ。今ほどは三県境も盛り上がってなかったですし」
シャール「確かに、三県境がブームになったのは直近の数年かもだけど。そもそも三県境って?」
たちき「文字通り三つの県の境界です。ここは栃木・埼玉・群馬の三県の県境が一ヶ所にあります」
シャール「三つの県の境界なんて、日本にたくさんあるんじゃない?」
たちき「全国でも40以上の三県境があるそうですが、ほとんどが山奥だったり川が境目だったりするらしいです。しかし、この三県境はなんと、気軽に歩いて行ける場所にあるんです」
シャール「なるほどね」
たちき「まずは道の駅かぞわたらせの南東にある階段を下ります」
シャール「一枚目の写真だね」
たちき「数分で二枚目の写真があるので右へ」
シャール「植物が生い茂ってると見逃しそうかも」
たちき「さらに数分で三枚目のように三県境の入り口に着きます」
シャール「道の駅から五分くらいだね」
たちき「僕は道の駅に車を停めて歩きましたけど、三枚目の写真の左奥に見えるように何台かなら車も停められるようです。そして四枚目が目的の県境辺り」
シャール「無人だね」
たちき「人のいない時間を狙っていきましたから。そしてそして五枚目の写真が三県境です。三つの県がわかりますか?」
シャール「奥が群馬県、左が埼玉県、右っていうか今たちきがいるのが栃木県なんだ」
たちき「このあともちろん、ぴょんぴょんぴょんっと三県を跳んできました!」
シャール「わざわざ跳ばなくても」
たちき「三県をシュババババっと一瞬で回ってきました!」
シャール「言い方の問題じゃなくてね」
たちき「ちなみに、五枚目の写真の真ん中にある石を真上から撮ったのが六枚目の写真です」
シャール「こういうのを見ると、ちょっとワクワクするよね」
たちき「某地学漫画でイノ先輩がはしゃいでいたのもうなずけます」
シャール「……もしかして、ぴょんぴょん跳んでたのはそういうこと?」
たちき「ななな、何のことでしょう」