シャールとマレットゴルフと創作活動と3

シャール「メインの人数はたいてい4人か5人がお約束だけど、やっぱり5人がいいよね。可愛い子がたくさんいるほうがいいし」
たちき「言いたいことはわからなくもないけど、マレットゴルフを題材にするならメインキャラクターは4人がいいと思う」
シャール「どうして?」
たちき「マレットゴルフのルール&エチケットに『1組4名以内でプレーしてください』とあるんです」
シャール「あー、そっか。5人だと1人余っちゃうもんね」
たちき「たまに大人数でプレーしている組もありますが、それだと後ろの組の人を待たせてしまうのでやめてもらいたいですね」
シャール「ぞろぞろ歩いて隣のコースにまではみ出しながら歩いたりしてるもんね。そういう人達に限って後ろの組に『お先にどうぞ〜』なんてゆずらなかったりするし」
たちき「そんなわけで、マレットゴルフを題材にした作品ならメインキャラは4人にしましょう」
シャール「わかったわ」
たちき「人気が出て連載が続くなら、途中から後輩が1人2人増えてもいいかもですが」
シャール「そんな先のことまで考えてるなんて、やる気満々じゃない」
たちき「はっ、ち、違っ。これはついシャールにのせられて」
シャール「いいからいいから。じゃ、具体的なキャラクター案に移るけどさ。まず、各キャラの名前に関連性を持たせるかどうか」
たちき「あ〜……キャラが4人なら、例えば名前に春夏秋冬を入れたりするかどうかってことですか?」
シャール「そうそう。たちきの作品てそういうの多いよね」
たちき「まあ、否定はしません。以前作った作品は地元繋がりで、登場キャラの苗字を『渋川』『藤岡』『北橘』とかにしたこともありましたし」
シャール「今回は? 地名もありだけど、マレットゴルフがテーマなら、『ま』『れ』『つ』『と』で始まる名前にするとか」
たちき「一周回って斬新ですね。でもそれだと5人目の名前に困るから……」
シャール「5人目推しだね」
たちき「ていうか、前回、シャールがまずはキャラクター決めからって言ったけど、むしろ舞台設定とかタイトル(仮)を決めたほうがやりやすくない? 舞台が架空の場所なのかG県のとあるマレットゴルフ場かでもいろいろ変わってくるし」
シャール「たちきがそう言うならそれでもいいけど。……そうね、ゆくゆくは地元とコラボして聖地巡礼とかで人が増えるのも期待できるから、架空の場所よりあのマレットゴルフ場のほえがいいのかな」
たちき「人が増えすぎてプレーに支障が出るのは困りますが……って、だからそんな先のことはいいんです。狸の皮算用ですよ。そうではなくて、作るとしたらもっと身近で手軽な作品を考えましょう」
シャール「じゃ、まずは仮タイトルから。なんかいいのある? 仮でいいから」
たちき「そうですね。では……」