シャールとたちきのフェザーフォレスト広報局6

シャール「シャールと」
たちき「たちきの」
二人「「フェザーフォレスト広報局2!」」
シャール「皆さん、お久しぶりです。約一年ぶりに再開しました、フェザーフォレスト広報局2、メインパーソナリティのシャールです」
たちき「皆さんこんにちは。アシスタントパーソナリティのたちきです。……って、またこれやるんですか?」
シャール「そうよ。何か問題でもある?」
たちき「問題っていうか。去年も確か元日からラジオを始めて、でも五日で飽きたみたいだったからもうやらないと思ってたのに」
シャール「飽きたわけじゃないわ。おたよりが来なかっただけよ。……クスン」
たちき「泣いてる!? いやおたよりが来ないもなにも、投稿フォームもないしそもそもメール募集とかしてないし、おたよりの送りようがないと思うんだけど」
シャール「じゃあ今からでもメール募集するし投稿フォームも作るわ!」
たちき「そうは言うけどさ、結局去年もコーナーが決まらなかったんじゃなかったっけ」
シャール「最初のコーナーはこちら。『うのより』」
たちき「だから人の話を聞いて。ラジオなら会話のキャッチボール無視しないで」
シャール「このコーナーは、普通のおたより、いわゆる『うのより』を紹介するコーナーです」
たちき「勝手に進めてるし」
シャール「ラジオネーム、『シャールちゃんまじ天使』さんからいただきました。いつもありがとー」
たちき「その人、前もメール来てたよね。常連さんなの?」
シャール「『シャールちゃん、たちきさん、ふぇざっす〜』。はーい、ふぇざっす〜」
たちき「あー、そんな挨拶ありましたね。暫定挨拶でしたっけ。僕、忘れてましたよ」
シャール「『一年ぶりにラジオ復活と聞いて、いてもたってもいられずにメールしました』。ありがとー」
たちき「ていうかおたより来てないんじゃなかった!? どこにメール来てたの?」
シャール「え、たちきのメールボックスだけど」
たちき「勝手にログインされてる!?」
シャール「『私はシャールちゃんのファンなので、またシャールちゃんの可愛い声が聞けるのが嬉しいです』。あら嬉しい、ありがと〜」
たちき「声って。このラジオは文字媒体なんだけど、そのリスナーさんには何が聞こえてるんだろう」
シャール「おたより読んでるんだからいちいち邪魔しないでよね。えっと『突然ですけど、質問です。大好きなシャールちゃんにプレゼントを送りたいんですけど、どこに送ればいいですか』だって。じゃあ今からたちきの部屋の住所を言うからそこに……」
たちき「こらこらこら! 個人情報! ダメ、絶対!」
シャール「じゃあたちきの事務所の住所ならいい?」
たちき「事務所?」
シャール「プレゼントやお手紙は、フェザーフォレスト事務局宛てに送ってくれると嬉しいです」
たちき「何それ、そんな事務所いつ作ったの?」
シャール「だって、たちきのブログがフェザーフォレスト通信局でラジオがフェザーフォレスト広報局なら、たちきの事務所はフェザーフォレスト事務局でしょ?」
たちき「よくわかんないけど、そんな事務所ないからね?」
シャール「近日中にたちきが立ち上げます」
たちき「立ち上げないよ! 無茶ぶりにもほどがあるよ!」
シャール「ちょっと遅めのクリスマスプレゼントやお年玉もお待ちしてます♪ うふふ」
たちき「クリスマスは遅すぎない? ていうかお年玉って。シャールさん何歳なんですか」
シャール「たちきと同じ16歳だけど?」
たちき「……ああ、そういう設定でいくんですね」
シャール「じゃ、次のコーナーいってみよー」