シャールと徒歩帰宅5

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たちき「終電逃したなう」
シャール「ちょ、まじ!? どうするのよ」
たちき「たまにはリッチにタクシーで帰りますか」
シャール「たちきがそんなことするはずないでしょ」
たちき「まあ、普通に歩いて帰るんですけどね。明日は休みだし」
シャール「ならいいけど……てよくないでしょ。こんな時間に歩いて帰ったことあるの?」
たちき「多分ないです。幸い寒くないし雨も降ってないし月も出てるし、なんとかなるのではないかと。ちなみに13度でちょっと風が吹いてます」
シャール「そりゃまあ、これくらいなら無理とは言わないけどさ」
たちき「残念なのは、デジタルオーディオプレーヤーとか音楽を聴くデバイスを持っていないこと。音楽聞きながらならテンションも上がってサクサク歩けるかと思うんですけど」
シャール「かばんの中のSIMなしスマホは?」
たちき「そうか、それがあった! ……しかしバッテリー残量が18%」
シャール「とりあえず聞いてみたら」
たちき「そんなわけで途中からスマホで音楽聞きながら帰ってきて先程帰宅。バッテリー残量14%」
シャール「全然余裕じゃない」
たちき「びっくりした。思ったより全然聞けましたね。1%で10分くらい聞けたみたい。覚えておきましょう」
シャール「帰ったらすぐ寝るの?」
たちき「お腹すいたからお夕飯食べたいんですけど、寝る直前に食べるのもね」
シャール「途中でコンビニ寄ってたべてくればよかったのに」
たちき「今はコンビニ内で食べられるとこ少ないんですよ。店内でマスクはずすことになるから、店内飲食スペース封印のコンビニが多いんです」
シャール「そっか。それはしかたないかも」
たちき「ほどほどに疲れたしおとなしく早めに寝て、明日ゆっくり休みましょう」
シャール「おやすみ〜」
たちき「おやすみなさい。よい夢を」