シャールとWindows4

シャール「そのWindows7タブレットパソコンはなんの目的で買ったの?」
たちき「一番は執筆、創作活動です」
シャール「普段はVistaで書いてるんだっけ」
たちき「そうです。約15インチの普通のノートパソコンなので、持ち歩くにはちょっと重くて大きいんですよね。だから、持ち歩けるモバイルパソコンみたいな端末が欲しくなってた頃にちょうどタブレットパソコンがはやりだしたから、これは欲しいなと」
シャール「結局使えたの、創作活動に」
たちき「一応、だいぶ進みましたよ。Windows7タブレットのデスクトップ画面は、いろんな作品のいろんな小ネタのメモ帳テキストが貼りまくってあります。時間があれば起動してちょこちょこ書いて、と活躍しました」
シャール「なら買った甲斐あったんだ。たちきのことだから、買ったまま眠ってるかなって思ったけど」
たちき「あと、ペイントを起動しやすくしておいて、文字を書いたりしてました」
シャール「なんで? どゆこと?」
たちき「ゲームとかマンガで、喋れなくてスケッチブックに文字を書いてコミュニケーションとるキャラがいるじゃないですか」
シャール「たまに見るわね、そういうキャラ」
たちき「あれって、スケッチブックの全ページ埋まったら書けないしもったいないなって前から思ってたんです。でも、タブレットパソコンなら文字を書いたり消したりできるじゃないですか」
シャール「アイディアはわかるけど……」
たちき「これなら、手話ができなくてもコミュニケーションとれる! と考え、いつか使う時があるかもしれないと、タブレットパソコンのペイントに文字を書く練習していたのですよ(ドヤァ)」
シャール「出番はあったの?」
たちき「ありません。一度ナイスなシチュエーションがあったんですけど、勇気が出ませんでした……」
シャール「参考までに、どんなシチュエーション?」
たちき「イベントにサークル参加してる時、通路を挟んで向かいのサークルさんの机の上に宣伝用のノートパソコンがあったんですけど、フリーズして固まってたから自分のタブレットに『パソコン固まってますよ』って書いて合図(?)を送ろうとしたんですけど……」
シャール「しなかったんだ」
たちき「勇気が足りませんでした」
シャール「使いどころとしてはアリだったんじゃない、使えてれば」
たちき「これからのゲームやマンガはスケッチブックじゃなくてタブレットを使うキャラが増えるんじゃないかなと思ってます」
シャール「でもそれ、タブレットの充電が切れたらアウトだよね」
たちき「……スケッチブックと併用しましょう」
シャール「荷物が増えるよ」
たちき「いいアイディアだと思ったのに」