シャールとかばん

シャール「かばんについて?」
たちき「反省点と今後への自分メモとして残しておこうかと」
シャール「どういうこと」
たちき「おととい、徒歩帰宅のために職場にかばんは置いて帰ったんですよ。最低限、お財布と携帯電話と鍵だけ持って」
シャール「そうだったわね」
たちき「昨日は休みで、休日はウエストポーチを使ってるんです。で、今日ですよ。お財布と携帯電話と鍵などをどうやって持っていこうかなって」
シャール「おとといはどうやって持って帰ってきたの?」
たちき「普段使ってないバッグを使ったんですけど、ちょっと汚れてきたから夜ならともかく明るいとこではあまり使いたくなくて」
シャール「お財布と携帯電話と鍵くらいならポケットに入れていくとか」
たちき「加えて、飲み物があるんです。500mlのペットボトルを二本」
シャール「それは……何かバッグが必要だね」
たちき「そんな時にちょうどいいセカンドバッグというか、手頃なバッグを持ってなくてですね」
シャール「トートバッグとか小さめのリュックとか」
たちき「何かのオマケで貰ったのがあるかもだけど、しまったきりどこにあるかわからなくて」
シャール「ボストンバッグとか」
たちき「それはあるけど、そんなに大きなバッグは今は必要ないわけで」
シャール「そう。つまり手頃な予備バッグの重要性に気付いたわけね」
たちき「そうです。ちなみに今日は結局、安っぽいエコバックにお財布と携帯電話とメガネと鍵と折りたたみ傘とペットボトル二本入れていきました」
シャール「デザインは?」
たちき「(実物見せて)これです」
シャール「……デザインはともかく全体的に微妙」
たちき「まあ198円のエコバックですから。デザインは気に入ってますけど見た目や材質はそれなりです」
シャール「わかった。確かにバッグ重要。たちきのバッグのセンスがひどいのもわかった」
たちき「いやそこまで言わなくてもいいじゃないのさ!」