シャールと同人誌即売会6

たちき「さて、再びこみっくパーティーに話を戻して」
シャール「戻すんだ。このまま同人誌即売会の話を続けるのかなって思ったけど」
たちき「昨日は同人誌における印刷のお話を少ししました。この流れで、今日はこみっくパーティーの印刷のお話をしようかと」
シャール「なるほど。そう繋げてくるとは」
たちき「作中では作品を完成させると、主人公の親友(?)がとある印刷所を紹介してくれます」
シャール「そして自分で原稿を持っていくと」
たちき「そうです。コピー本しか作ったことのない僕としては、自分で印刷所に原稿持っていくとか正直ドキドキです」
シャール「初めての時はどうだったとか聞きたいけど、残念。そもそもたちきは印刷所に行ったことがないんだっけ」
たちき「友人に印刷会社勤務の方がいるのでそういうお話を聞いたことはありますけどね」
シャール「即売会の二日前までに原稿を渡せば、即売会当日に千部くらい刷り上がってくるんだよね?」
たちき「いやいやいやいや、そんなの普通はないから」
シャール「こみっくパーティーではそんなスケジュールで作業してなかった?」
たちき「あれはゲームだから。普通なら一週間前には印刷所さんに原稿を渡す、いわゆる入稿をしないとまずいですよ」
シャール「そうなんだ。こみパ同人誌即売会を知った人は勘違いしそうなスケジュールかもね」
たちき「そんな無理言っても普通に印刷所に断られると思いますよ」
シャール「なじみになってからならワンチャン……」
たちき「ないから。印刷所には余裕を持ったスケジュールで入稿してください、まじで」
シャール「なんか実感こもった言い方ね」
たちき「気のせいです。さて改めてこみっくパーティーの印刷、塚本印刷について。シャールがさっき言ったような無理なスケジュールでも受けてくれるスーパー印刷所です」
シャール「まあ、やっぱりあのスケジュールはちょっとおかしいよね」
たちき「です。そんな塚本印刷の一人娘で看板娘なのが塚本千紗、千紗ちゃんです」
シャール「後輩ヒロインポジションだね」
たちき「どうかな。学校も違うし主人公のことをお兄さんて呼ぶ妹キャラ属性もあるし、分類するなら子猫系&健気系年下ヒロインとか」
シャール「そういえば、にゃあとか、にゃーとかよく言ってたっけ」
たちき「あの頃の萌えキャラには口癖も必要だったのですよ」
シャール「ぱぎゅーとか」
たちき「それはあとから追加された別のヒロインです」
シャール「ぎっちょーんとか」
たちき「それは……アンソロジー4コマとかのネタだった気がします」